史上最強で最高のお笑いコンビの誕生だ!
ストーリー:鳴かず飛ばずの映画監督、ボー・フィンガー(スティーヴ・マーティン)は、人気スターのキット・ラムジー(エディ・マーフィ)を主演に据えて映画を撮ろうと決意する。だが、撮ると言っても本人には内緒。ボー・フィンガーはキットに知られないようにあの手この手を使って何とか彼をカメラに収めていく。一方、もともと精神的に不安定だったキットは、周辺で起き始めた奇妙な出来事に錯乱し、身を隠してしまう。主演スターを失って進退窮まるボー・フィンガーだったが、そんな彼の前にキットとそっくりのジフ(エディ・マーフィ)が現れる・・・。
出演:スティーヴ・マーティン、エディ・マーフィ、ヘザー・グラハム、クリスティン・バランスキー、ジェイミー・ケネディ、アダム・アレクシ=モール、コール・サダス、ジョン・チョー、バリー・ニューマン、テレンス・スタンプ、ロバート・ダウニー・Jr
★★★★★ 笑いに満ちた映画愛
原題「Bowfinger」は、スティーブ・マーティン演じる貧乏監督の名前。彼は、秘書の書いた脚本を傑作と信じ、ハリウッドの大スターに主演のオファーをするも失敗。そこで、大スターを盗撮しながら映画を撮り始める。宇宙人の妄想に悩む大スター役は、エディ・マーフィー。彼の妄想は、密かに進む撮影内容と重なっており、映画と現実が混濁して怯える様子が面白い。彼の双子の兄弟役も、エディが一人二役で演じている。ストーリーを牽引するのは、監督の映画に対する情熱だ。完成した映画が上映されると、一つ一つのシーンに思い出が蘇り、やがて終わると観客達の拍手が鳴り響く。それが、観ている方にも「映画を作る楽しさ」を伝えてくれる。思わず起訴したくなる様なクソ映画を観た方は、思うだろう。「どうして、こんなもの作ったんだ?」この映画を観ると、どうしようもない映画への愛を抱えた人々の気持ちが、ほんの少し分かるかも知れない。
★★★★☆ 影の秀作
北米ではかなりヒットした作品だと思いますが、日本ではそれほどの評価は無かったような映画です。プロットが面白い!主演男優は大物俳優だから、貧乏監督には雇えない。だから、主演男優の日常に、他のキャストたちが勝手に入り込み演技をやりきって、それを影から撮影する。。。不可能なんだけど、もしかしたらありえそうっていうちょっとしたリアル感もあって大笑いできます。出てくる人たち、とてもユニークです。駐車場で謎のハイヒール女性(の足音)に追いかけられて必死で逃げるエディ・マーフィのシーンかなり、名シーンだと思います。
作品の詳細
作品名:ビッグムービー |
原作名:Bowfinger |
監督:フランク・オズ |
脚本:スティーヴ・マーティン |
公開:アメリカ 1999年8月13日、日本 劇場未公開 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5500万ドル |
興行収入:9800万ドル |
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