次第にエスカレートしていく超常現象…衝撃の学園サイコスリラー!!
ストーリー:学園カウンセラーであるジェシー(ミーシャ・バートン)はその日、6日前に兄を交通事故で亡くした高校生イリーをカウンセリングするよう学園長のエディソン(マイケル・クラーク・ダンカン)から頼まれる。イリーは放課後に同級生たちから暴力を受けていたところをエディソンに発見されたのだ。暴力をふるった5人を音楽室に待機させ、カウンセリングを始めるジェシー。沈黙を通していたイリーだったが、次第に心を開き始める。彼は彼女に打ち明けた。学園の人気者だった自分の兄デヴォンを殺したのは実はあの5人で、兄は魔女の魔術によって蘇り、復讐のために今まさに学園に向かっているのだという。兄を亡くしたショックで異常をきたしていると疑っていたジェシーだったが、その時婚約者である警官のトラヴィス(デヴォン・サワ)から電話がはいる。デヴォンの墓が掘り起こされ死体が消えていること、兄弟の母親が自宅で死んでいたこと、不審な老婆を見かけたこと―。ジェシーは胸騒ぎをおぼえる。イリーがロッカーに隠していた、スペイン語で書かれた黒魔術の本を開いてみるジェシー。そこに書かれていた不気味な言葉。恨みを持ったまま死んだ人間の死後6日、夜6時。復讐の悪魔が6人の命を奪う、と・・・。時計は5時を過ぎていた。学園内に残っているのは、同級生5人とジェシー、そしてイリー。全てはイリーの狂言なのか。それとも、彼の言うとおり、死者が復讐に訪れるのか・・・。
出演:ミーシャ・バートン、デヴォン・サワ、マイケル・クラーク・ダンカン、J・マイケル・トラウトマン、スチュアート・ストーン、ニック・ヤンドル、マシュー・ウィリグ
★☆☆☆☆ マイケル・クラーク・ダンカンの無駄遣い?(多少ネタバレあり)
前知識無しで観ました。前半は悪くなかったですが、後半はただのモンスター映画。伏線はとっ散らかっているし、リアル感もありません。人物設定もキャラクターもわかりにくい。後半は停電(?)で暗い場面が多いのでなおさらです。また、マイケル・クラーク・ダンカンのキャラクターも生かしきれておらずジャケットに大写しの顔が出ているのに「え?もう死ぬの?」と思ってしまいました。本作が彼の遺作になったのはとても気の毒です。たくさんの人が殺されますが、ほとんどは「わー」とか「ぎゃー」いう音声だけで、その後死体が出てくる感じです。残虐な殺人シーンはほとんどありません。グロいシーンがなくても恐怖を感じさせる映画は多くありますが、この作品には怖さもほとんどありません。撮影や編集にも特筆することはないですが、なんでそうなる?という突っ込みどころは多々あります。また、他のかたも書いておられますが宗教や民族に関してもあやふやですし、主の祈りの効果(?)に関しても中途半端でわかりにくかったです。日本語タイトルのサンクチュアリは『聖域』のような意味合いなので、直訳すると「失われた聖域」?イマイチ合致しません。原題の【A Resurrection]つまり『復活』『蘇り』でよかったのではないかと思います。原作は知りませんが、これは脚本が悪かったのでしょうか。救いようのないストーリーで、理解できないことも多かったのでもう一度じっくり観れば理解できるかも・・・と思ったりはしましたがもう観たくないというか、残念すぎて観る気力がありません。あまり酷評はしない方なのですが、これについては★ひとつで。
作品の詳細
作品名:ロストサンクチュアリ |
原作名:A Resurrection |
監督:マット・オルランド |
脚本:マット・オルランド |
公開:アメリカ |
上映時間:2013年3月22日 |
制作国:アメリカ |
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