ゴッサム・シティーが再び悪の闇に包まれたとき、あのヒーローが帰ってきた!
ストーリー:平和が戻ったのも束の間、暗黒都市ゴッサム・シティーがまたもや悪の手に落ちようとしている。数々の事件の陰に見え隠れするのは、悲しい運命ゆえに異常な野望にとり憑かれた怪人ペンギンと、復讐に燃える美貌のキャットウーマンの姿。そしてバットマンは再び現れた!
出演:マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー、ダニー・デヴィート、クリストファー・ウォーケン、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、マイケル・マーフィー、アンドリュー・ブリニアースキー、ヴィンセント・スキャヴェリ、ジャン・フックス
★★★★★ 異和感あふれる悲喜劇
これはよいですね、初まりのキートン=バットマンの陰鬱な表情。ミッシェル=キャットのどうしようもない淋しい怨情。ペンギン=ダニーのそのままのフリークさ。どう考えても「たのしいエンターティメとー」にはなりません。バットマンとはみんなのくらーい、なにかを具現化して遊び浄化させる本質を表わしたこれは傑作です。いやな童話絵本みたいなものです。こういうのは大人がひとりで見ましょうね。
★★★★★ 大好きな作品!
『ダークナイト』シリーズを観て久々に前シリーズを観たくなって購入!新シリーズもカッコイイのだが、この作品のティムバートンが作り出す独特の世界観がすごく楽しい!映像も綺麗でブルーレイで買って正解でした!
★★★★☆ 前作路線に味付け
シリアスな中にもコミカルな要素があるのが、ティム・バートンのバットマン。第2作は、その路線を生かしつつ、ダークな部分が少し強くなっている。特に、終わりの方にその傾向が強い。このエンディングでいいのかと思うところもある。今回は、ミシェル・ファイファー演じるキャットウーマンが登場。こちらも魅力あり。
★★★☆☆ 皆が、主役
主役よりも脇役が目立つ作品として、おもしろい内容になっています。この作品、最初は誰に視点をあわせて観たらいいのかと。正直、迷いました。でも、細かいことは考えず、楽しめばいいんです。映画って、何も考えず観て、最後に自分の心の中に何かが残れば楽しいと思うのですから。このバットマン映画、哀しい内容です。悪役が、そこに墜ちてしまうまでの理由。対するバットマンの孤独。画面全体、随所には笑える部分もあるのは、やはり監督の遊び心というものでしょうか。マイケル・キートンの視線や目の演技から「正義の為だけに生きるのは辛い」という感情が伝わってくるような気がします。だから、ラストシーンのあのシルエットが浮かび上がってきたとき。しんみりとした、やるせない気持ちになってしまうのです。
作品の詳細
作品名:バットマン リターンズ |
原作名:BATMAN RETURNS |
監督:ティム・バートン |
脚本:ダニエル・ウォーターズ |
公開:アメリカ 1992年6月19日、日本 1992年7月11日 |
上映時間:126分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:2億6600万ドル |
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