現代社会問題を鋭く、スリリングに描くリアルタイム・サスペンス
ストーリー:財テク番組「マネーモンスター」で、パーソナリティを務めるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)。“ウォール街の魔術師”と称される彼は、毎回、巧みな話術で株価予想や視聴者へのアドバイスを番組内で繰り広げていた。しかしこの日は、思わぬ事態が起こっていた。上場したばかりのアイビス・キャピタルの株が急落し、損失額は8億ドル以上。同社のCEOによると、コンピュータのアルゴリズムによる株取引が暴走した結果だという。以前の番組でアイビスの株を勧めていたリーは、アイビスの広報担当者と中継をつなぎ、その理由についてインタビューしようとしていた。その頃、テレビ局の搬入口から、配達業者を装って侵入する男がいた。やがて男は「マネーモンスター」のスタジオに入り込む。最初はリーの「仕込み」だと思ったプロデューサー兼ディレクターのパティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)だが、男は突然、拳銃を出すとリーに突きつける。さらに「放送を続けろ」と脅迫しながら、リーの体に起爆装置を巻き付けるのだった。果たしてリーの運命は?そしてアイビス株の裏に隠された衝撃の事実とは?事態は、さらに予測不能の方向へと導かれていく・・・。
出演:ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネル、ドミニク・ウェスト、カトリーナ・バルフ、ジャンカルロ・エスポジート、クリストファー・デナム、レニー・ヴェニート、クリス・バウアー、デニス・ボウトシカリス、エミリー・ミード、アーロン・ヨー
★★★★★ ジョディ・フォスター監督作品は
凄いの一言。彼女の作品ってはずれが無いですね。『大人のけんか』も素晴らしい映画でしたけど、彼女の才能が溢れ出ている作品でしょうね。よくこういう脚本書けるなぁ。J・クルーニーもJ・ロバーツも好きなようにプロデュースされてしまっていてJ・フォスターがいかに尊敬を得ているのか判った。色々な要素を呆れるくらいにあざやかに組み合わせて作られているストーリーに唸りっぱなしでした。
★★★★★ 本当の犯人は、お金に突き動かされた人間。
マネーモンスターというテレビ番組。ウォール街の魔術師といわれるジョージクルーニー。財テクの方法を 述べるのである。そこで推奨したのが アイビスの株。その株が急落するのだが、アイビスのCEOは、コンピュータのアルゴリズムの狂い バグのせいだと言う。その番組をジャックしたオトコが、ジョージクルーニーに、「銀行に預けるより安全で儲かる」といったのではないか と番組ジャックをする。アイビスのCEOは、行方不明になっていた。ディレクターのジュリアロバーツは、株価下落の原因を探ろうとする。ハッカーの調査で 南アフリカにいたことがわかった。個人情報は、ネットによって確保されるのだ。顔認証の仕組みはスゴイのだ。そして、株価操作のからくりがあばかれるのだ。おもしろいなぁ。その株の仕組み自体が、やはりおかしいのだね。本当の犯人は お金に突き動かされた人間だった。ジョディフォスターが、監督であることに、しびれた。
★★★★☆ 何が善で、何が悪なのか。
映画館で観賞後、久しぶりに映画らしい映画を観たな、というのが率直な印象。是非、手元に残したいと思い購入。スポットを当てきれていない、と感じる面は確かにある、切り口が甘い、と思う部分もある。が、ドンパチが最高のエンターテインメントと言わんばかりのハリウッド作品において、人間の機微、変化を上手く捉えた数少ない作品のひとつなのは間違いない。終盤の盛り上がりは一見の価値あり。心に残る映画です。
★★★☆☆ なんだか
ちょっとストーリーに入り込めなかったです。残念な感じでした。
★★★☆☆ オチが微妙
オチが微妙。途中までは面白い。真面目な社会派ミステリーやサスペンスだと思って見てると期待外れになります。完全なコメディ映画。生放送の司会者を人質にとった銃を持った立てこもり犯に対するTV局側の対応が悉く裏目に出続けるのが笑いどころ。説得のために呼んだ犯人の彼女が犯人を罵倒しまくって人質が唖然とした挙句に犯人に同情しだすところがピークでそこから先は特に盛り上がらずに終わる。
作品の詳細
作品名:マネーモンスター |
原作名:Money Monster |
監督:ジョディ・フォスター |
脚本:ジェイミー・リンデン |
公開:アメリカ 2016年5月13日、日本 2016年6月10日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2700万ドル |
興行収入:9100万ドル |
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