ドラマ

デュプリシティ

ライバル同士の企業にそれぞれ送り込まれた元CIA諜報員・クレアと、元MI6諜報員・レイのふたりのスパイによる諜報合戦を描く

ストーリー:業界トップシェアを誇るバーケット&ランドル社(B&R社)、社長ハワード(トム・ウィルキンソン)と新進気鋭の企業、エクイクロム社の社長ディック(ポール・ジアマッティ)は、日頃から双方を敵対視しているライバル会社。同業経営者同士、常に互いの動向を注視していた。 そんな中エクィックロム社は、業界内では誰もが不可能だと思っていた“驚異の新製品”をB&R社が開発するという情報を入手する。 B&R社は最高機密を守るために、エクイクロム社は“新製品”の情報をつかむために、二人は、ライバル会社に産業スパイを潜入させようと目論む。ハワードが雇ったのは、元CIAでしたたかなスパイのクレア(ジュリア・ロバーツ)、ディックが雇ったのは元MI6で口達者なスパイのレイ(クライヴ・オーウェン)。 かくして、スパイ同士の諜報合戦が始まったのだが、実はこの二人も、大金を横取りしようという画策のもとで巨大企業に潜入するのだった・・・。

出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ、デニス・オヘア、トム・マッカーシー、キャスリーン・チャルファント、ウェイン・デュヴァル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ プロの男女のスパイの間の駆け引き

企業の抱える秘密を巡って、プロの男女のスパイの間の駆け引きが素材となりました。これを面白くするには、その秘密自体の正体を特別なものに、また、担当する二人の役者をそれなりのメンバーとしなくてはなりませんでした。ジュリア・ロバーツ氏熟年の演技です。何度観ても観るに堪えます。

★★★★☆ トニー・ギルロイ作品は良い

監督、脚本はトニー・ギルロイですよね。この人、ボーンシリーズや『フィクサー』、『消されたヘッドライン』などの
脚本もしてるんですよね。けっこう好きな作品で、企業スパイを面白おかしく描いてます。クライヴ・オーウェンもいい俳優さんだと思うんですけどね。『ザ・バンク』も良かったし。雰囲気はどこかオーシャンズシリーズに似てるなとも感じました。描き方が面白い。画質はまぁ良いです。コレクションしたくなる作品の一つ。

★★★★☆ まんまと騙された

原題の「DUPLICITY」というのは、「裏表二心あるということ」という意味だそうです。オープニングタイトルでB&Rとエクイクロムの社長同士が、つかみ合いのケンカをする場面から観客を掴む。ポール・ジアマッティが、相変わらずいいキレ方をしてくれます。(笑)監督・脚本のトニー・ギルロイは、スパイもの、腹の探りあい系が得意なんですね、「フィクサー」や「ジェイソン・ボーン3部作」同様、本作も最後までハラハラドキドキ物です。でも、アクションもないし、血も流れませんが、登場者全員が騙しあう諜報合戦が面白い。主人公達のどれが本音なのかが最後までよくわかりませが、さらに彼らの過去がフラッシュバックで提示されるので、さらによくわからなくなってきます。(笑) この、幾つもの層が重なり合った複雑なストーリー展開が本作の魅力でもあります。

★★☆☆☆ ミスキャスト

スパイの男と女の高度なだまし合いにそしてまただまし合いな内容で、全体を把握するのは一度ではかなり困難です。かなりの知能戦な感じですが、どうもジュリア・ロバーツのせいで全体がちわ喧嘩レベルに見えてしまいます。グウィネス・パルトロウあたりがクールで知的に演じていればもっと引き締まった作品だったのでは?ただ、スパイと言えばこの男、クライブ・オーウェンの存在感はよく出ています。頭脳戦の得意な方なら楽しめるかも知れませんがエンターテイメントとしてはイマイチ。

作品の詳細

作品名:デュプリシティ
原作名:Duplicity
監督:トニー・ギルロイ
脚本:トニー・ギルロイ
公開:アメリカ 2009年3月20日、日本 2009年5月1日
上映時間:125分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:7800万ドル
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