37歳でこの世を去った天才作家と、彼を世に送り出したカリスマ編集者。名作誕生の裏側に隠された友情と闘いを描く感動の実話
ストーリー:ある日、編集者パーキンズ(コリン・ファース)の元に無名の作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに、際限なく文章を生み出すウルフを支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、更なる大作に取りかかる二人は昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーン(ニコール・キッドマン)は、二人の関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第二作は完成し、またも大ヒット。その一方で、ウルフはパーキンズ無しでは作品を書けないという悪評に怒り、二人の関係に暗雲が立ちこめる。果たして、立場を超えて生まれた二人の友情の行く末は・・・。
出演:コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ローラ・リニー、ガイ・ピアース、ドミニク・ウェスト、ヴァネッサ・カービー
★★★★★ 夢の競演です!
コリン・ファースとジュード・ロウ。夢の競演です。二人が同じ画面にいるだけで、大、大、大満足。静かで、理知的な編集者パーキンズ役のコリン・ファース。感情の起伏が激しい、天才肌の新鋭作家トム役のジュード・ロウ。それぞれの持ち味が、役柄に合致していたように思います。しかし、編集者って、あそこまでするものなのでしょうか。フィッツジェラルド著「華麗なるギャツビー」や、ヘミングウェイの「日はまた昇る」等の作品の編集に携わり成功を収めたからと言え、容赦なく削ったり、直したり、自分の考えに誘導したりすると、もはや作品は、作家一人のものとは言い難い。処女作だったからなのか。膨大な枚数の作品だったからなのか。既婚女性のパトロン(ニコール・キッドマン)との不倫も、冷蔵庫の上で原稿を書くのも、事実に基づいているそうです。マックスが帽子を初めて脱いだ時、目頭が熱くなりました。
作品の詳細
作品名:ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ |
原作名:Genius |
監督:マイケル・グランデージ |
脚本:ジョン・ローガン |
公開:アメリカ 2016年6月10日 |
上映時間:104分 |
制作国:イギリス、アメリカ |
製作費:1700万ドル |
興行収入:570万ドル |
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