ドラマ

グラス ハープ 草の竪琴

田舎町を舞台に少年と彼の育ての親代わりの中年女性の交流を綴ったハートフル・ロマン

ストーリー:1940年代。コリン(エドワード・ファーロング)は母の死後、父親のいとこの独身姉妹ドリー(パイパー・ローリー)とヴェレーナ(シシー・スペイセク)にひきとられた。杓子定規で仕事一辺倒なヴェレーナと対照的に、ドリーは繊細でロマンティックな心の持ち主。コリンはいつしかドリーと彼女の親友でメイドのキャサリン(ネル・カーター)と多くの時間をすごすようになる。そんなある日、ドリーが草原でとった薬草からつくる薬をめぐってヴェレーナともめたドリーは、コリンとキャサリンと共に家を出て、森のムクロジの樹の上で生活を始めることに・・・。

出演:パイパー・ローリー、シシー・スペイセク、エドワード・ファーロング、ネル・カーター、グレイソン・フリッケ、ウォルター・マッソー、ロディ・マクドウォール、ジャック・レモン、メアリー・スティーンバージェン、ミア・カーシュナー、ニー・バートレット

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ オススメ

のどかな雰囲気がよかったです。『ターミネーター2』のジョン・コナー役が主演です。

★★★★★ 原作を裏切らない作品

原作を読んだ者を満足させる映画というのは少ないと思うが、この作品はその数少ない作品の一つだと思われる。原作に忠実で、映像もセリフも美しく、役者も原作のイメージを裏切らない。製作者の原作に対する愛情と、寂しい人間に対する理解と優しさが溢れている。泣かせようと作られたものではないだろうが、自然と涙がこぼれてしまった。こんなに素晴らしい小説だったかな?と原作を改めて読み直したくなる映画だった。

★★★☆☆ 雰囲気のいい映画でした

「愛は愛から生まれる」「ひとつのものが愛せるのなら、他の物も愛せるし、許すことできる。」そんな人生の言葉を残したドリー。やんわりしたお人柄に好感を持ちました。エドワード・ファーロングの美少年ぶり、映像の美しさ、静かな音楽も素敵です。最後のコリンのセリフが良かった。地味だけど、なぜか心に残ります。雰囲気が良く、ほのぼのした気分。感情移入できる人はいなかったけど、しっとりと楽しめるドラマでした。

作品の詳細

作品名:グラスハープ/草の竪琴
原作名:The Grass Harp
監督:チャールズ・マッソー
脚本:スターリング・シリファント
原作:トルーマン・カポーティ『草の竪琴』
公開:アメリカ 1995年10月11日、日本 1998年5月30日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
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