スリラー

狼たちの街

大統領の愛人殺害の謎に迫る男たちの活躍を描いたハードボイルドアクション!

ストーリー:ギャング一掃に燃えるL.A.市警最強軍団(ハット・スクワット)の前に、ある日、無惨に潰された女の変死体が発見される。その死体は、なんとチーム・リーダー=フーパー(ニック・ノルティ)の元愛人アリソン(ジェニファー・コネリー)だった。事件の真相を追う彼らの前に、軍の核実験に関わる巨大な陰謀が立ちふさがる・・・。

出演:ニック・ノルティ、メラニー・グリフィス、チャズ・パルミンテリ、マイケル・マドセン、トリート・ウィリアムズ、ジェニファー・コネリー、ダニエル・ボールドウィン、アンドリュー・マッカーシー、ジョン・マルコビッチ、エド・ローター

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ これぞ男

何とも男臭いハードボイルド!!かなり個人的にツボである。スマートさはないが、逆に人間味を全面に押出した感じが印象深い。これを観ながら、法の名の下に行われる正義とは、真の正義なのだろうかと色々考えさせられた。結果として、私の意見としては、本作に正義は登場しない。いずれも、我が道を貫く男たちの姿であって、そこに善悪はつけられない。警察という組織も或る種、マフィアと言える側面を持つのだろう。

★★★★☆ 真の愛、ただの愛。

この作品は50年代の颯爽としたいでたちで活躍したデカたちの話である一方で、「殺された若く美しい女性をめぐる渋いラブストーリー」でもある。若き美女に落ちる男たち。その中の独りがニック演ずるデカであり、彼の属する捜査班が追う犯人である。ニックの妻がそこに大きな存在として絡む。その複雑な関係が見事なストーリーを織り成す。派手なアクションがあるわけではないが、その代わり男の責任に苦悩するニックの男くささに魅了される逸品である。若きニックでは出なかったであろう魅力がいっぱい。

作品の詳細

作品名:狼たちの街
原作名:Mulholland Falls
監督:リー・タマホリ
脚本:ピート・デクスター
公開:アメリカ 1996年4月26日、日本 1996年6月29日
上映時間:108分
制作国:アメリカ
製作費:2900万ドル
興行収入:1100万ドル
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