人生のセカンド・チャンスを賭けある決断をした者たちが、一つの殺人事件と繋がり、想像を絶する結末へと交錯していくクライム・サスペンス!
ストーリー:小説家のキャロリン(キム・ベイシンガー)は、新作が書けない日々を送っていた。苛立ちからギャンブル依存症になり、愛する夫(レイ・リオッタ)に、娘の大学進学資金まで手を出してしまったことを言えずにいた。貯金を元に戻そうと、栄光をふたたび夢見る手品師ウォルター(ダニー・デビート)と手を組み、カジノに手を出すのだが・・・配管工事をしているクライド(フォレスト・ウィッテカー)は、膨らんだ多額の借金に悩んでいた。裏組織に脅迫され、借金の肩代わりにバスケの試合で、弟のゴッドフリー(ニック・キャノン)に八百長をさせていた。ある試合の日、クライドはプロバスケット選手を目指している弟の為に、ある決断をする。ノミ屋のウィンが殺され、ブルンナー刑事がヴィクター(ティム・ロス)の元に訪ねてくる。裏社会で帝王と呼ばれている謎の男、アイヴァンが捜査上にあがっていた。アイヴァンの指示で、儲け過ぎたウィングをヴィクターが消したというが…。目の前のセカンド・チャンスを狙った者たちと一つの殺人事件が、想像を絶する結末へ交錯していく・・・。
出演:キム・ベイシンガー、フォレスト・ウィテカー、ダニー・デヴィート、ニック・キャノン、ティム・ロス、カーラ・グギノ、レイ・リオッタ、チャールズ・ロビンソン
★★★★☆ サスペンス仕立てだが、ヒューマンストーリーとしてよかった。
何かのサスペンス物語を期待すると物足りなくても、登場人物それぞれが魅力的でおもしろかった。登場人物がそれぞれの修羅場でどう決断するかが見所。ラスト、サイン会に訪れたレイ・リオッタ(大学教授で父親役)の表情がすき。もう一回は観ると思う。
★★★☆☆ そこまで悪い作品ではありません
低評価ですが、そこまで悪くないし、個人的に結構楽しめました。家族に内緒でカジノに入り浸り貯金を使い果たす小説家のギャンブル依存症の主婦、そのカジノでチップをもらいながら細々と過去の栄光にすがるマジシャン、スター候補の弟のバスケの試合に賭けて負け続け胴元から激しい取立てを受ける兄、小さく儲ける2人組の胴元、殺人まで犯す怖い胴元、その殺人事件を追いかける老刑事。それぞれのストーリーが同時進行し、やがては八百長を仕掛けたバスケの試合で全員が関係するというストーリー。テンポも良くて、タイトルのようなサスペンスめいたものは一切ありませんが退屈することはありませんでした。あえて付きえ加えると、キャストの字幕の方の声と吹き替えの声のイメージが全く違うくらい。
作品の詳細
作品名:ザ・ゲーム |
原作名:Even Money |
監督:マーク・ライデル |
脚本:ロバート・タネン |
公開:アメリカ 2007年5月18日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
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