ドラマ

勇者たちの戦場

戦場も祖国も地獄だった・・・

イラク戦争とアメリカの真実を描く、衝撃の戦争アクション大作!

ストーリー:アメリカ占領下のイラク。米軍前線基地デルタ部隊に帰還命令が下る。帰還の前日、彼らは危険のない人道支援のための作戦に向かう。しかし、そこで武装勢力に襲われ、その地は地獄の戦場へ化す。思いがけない被害を受けつつも生き延びた者たちは母国へと生還するが、彼らを待ち受けていたのは新たなる地獄の日々だった・・・。

出演:サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ、ジェシカ・ビール、ブライアン・プレスリー、50セント、チャド・マイケル・マーレイ、サム・ジョーンズ3世、ジェフリー・ノードリング、ヴィクトリア・ローウェル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 駄作ではない

米国のイラク戦争映画だが、退役または復員してきたイラク帰還兵の群像劇で、ベトナム帰還兵の問題と近似している、復員後のPTSDとその癒しというところがテーマで、米国映画にありがちな、ドンパチ主体ではない。米国が関与する地球上で今も続いている紛争や戦争について、考えさせられるテーマだった。

★★★★★ 単なるドンパチ映画を見たい人向けではないが…

戦争物の作品として、非常に良作だと思います。ちなみに戦闘シーンは冒頭の30分ぐらいしかありません。戦争の現場では生身の人間が戦っているということを再認識させられました。アメリカ兵士視点ではありますが、色々と考えさせられる良い映画だったと思います。

★★★★☆ 帰還兵たちのお話

戦争から帰還した兵士たちの「傷」の話です。激しい銃撃戦ではなく静かな生活に戻った兵士たちの苦悩にスポットを当てているところが見ていて新鮮でした。

★★★★☆ もっと評価されてもいい映画だと思う

戦争映画ではあるが、戦争(戦闘)そのものよりもその後の兵士たちの苦悩を描いた良作です。戦闘シーンは序盤の少しだけであり、派手な戦闘シーンを期待する方にはお勧めしません。かくいう私も最初は少し肩透かしを食らったような気がしたものですが、物語が進むうちに戦場から帰ってきた兵士たちのそれぞれの苦悩が繊細に描かれており、衝撃とともに感銘を受けました。片腕を失った女性兵士。五体満足に帰国できるも、心に傷を負い家族とうまく接することができなくなった軍医。又、戦場で親友を失い、イラクにおけるアメリカの軍事介入を絶対的な正義ではない事をわかりつつも、再び戦場に赴く兵士の姿・・・。いわゆる平和ボケした現代の我々日本人にはなかなかわからない感情ではありますが、知らない・知りたくないではすまされない現実がそこにはあるのだと思います。

★★★☆☆ ヴェンダースのランド・オブプレンティほどではないが、

それ以来の感動はあった。この作品を見て良いと思った方にはぜひ、『ランド・オブ・プレンティ』も見て欲しい。主張は若干違うものの楽しめるはず。

★★☆☆☆ 少しの良心に★2つ

これが戦争を仕掛けられたのがアメリカだったらまー有意義に見られたかもしれない。イラクの場合は、難癖つけて軍事施設を裸にしたうえで戦争を仕掛け占領したのがほかならぬアメリカと考えるとPTSDに苦しむ人たちは被害者であると同時に加害者でもあるとしか思えない。彼らは国を守ったのではなく、戦争を仕掛けて傷ついたに過ぎない。彼らの戦友が戦死し、生きながらえても苦しむ裏で、それ以上に傷ついて死んでいったイラクの人々がいるということをこの映画は伝えていない。実にアンフェアな映画だ。ただ、反戦を盛り込んだのは、制作者が兵士ひとりひとりの立場に立って彼らもまた被害者ということを表したかったのだろうと思う。邦題はいただけないが、正しくない戦争を盛り込んだ少しの良心に★2つ入れたいと思う。

作品の詳細

作品名:勇者たちの戦場
原作名:Home of the Brave
監督:アーウィン・ウィンクラー
脚本:マーク・フリードマン
公開:アメリカ 2006年12月15日、日本 2008年1月5日
上映時間:106分
制作国:アメリカ
製作費:1200万ドル
興行収入:50万ドル
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