ホラー

ギャザリング

キリスト教をモチーフにした、クリスティーナ・リッチ主演による戦慄の心霊ホラー

ストーリー:キャシー(クリスティーナ・リッチ)は交通事故のせいで記憶があいまいになった上に予知の幻覚を見るようになり、不気味な連中に監視されていることに気づく。謎が謎を呼び、地中の教会と不気味な人々がつながったとき、驚愕の真相が明かされる・・・。

出演:クリスティーナ・リッチ、ヨアン・グリフィズ、ケリー・フォックス、スティーヴン・ディレイン、サイモン・ラッセル・ビール、ロバート・ハーディ、ハリー・フォレスター、ジェシカ・マン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 面白い

キリスト教に興味があり購入。なかなか面白いところに目を付けた作品。こういうサスペンスでありながらキリスト教の考えを入れた作品は海外では多いが、中々の良作。ただし、キリスト教うんぬんよりサスペンス色の方が強めです。

★★★★★ 主人公もそうだし、彼女に関わる青年ダンの存在が頭から離れない。

かなり良かった。借りて正解だった。食事が喉を通らないような残酷系ホラーではなくて、太古のキリストにまつわる話を題材にしたホラーなのが良かった。私はこういう話は好き。遠い昔の人の霊が出てくるような。それに遠くから・後ろから何かが近づいてくるようなカメラワークと、恐怖が迫ってくるような音楽が怖さを感じさせて良かった。クリスティーナ・リッチ演じるキャシーのやさしい人間性は主人公にうってつけ。彼女は痩せているのにグラマーな美人になったけど、美人過ぎず、彼女は身長が日本人の平均くらいであまり高くないので、逆に親しみやすく感じた。イギリスの映画だけあって、古い建築物が数多く残るイギリスが舞台なのも好感。アメリカ映画のような大ヒットを狙って面白ろおかしくしていないのも良い。しかし当初恐ろしい幻影を見るようになり、不安を抱く主人公キャシーを支え、協力してくれた青年ダン(ヨアン・グリフィズ)のインパクトは大。彼がこの役でなかったら、この映画に打たれるところが少し薄くなっていたであろうくらい。小柄な主人公キャシーに反して背が高くがっちりした彼が相手役なのも良い。並んで歩くときの身長差もいいかんじ。彫りの深い彼のキャシーを見るときの奥深い眼差しを見ていると、キャシーが心身共に彼に惹かれたのが分かる。だからよけいに結果が残念なものに感じた。それにしても偶然穴に落ちて教会を見つけた女性は怖かっただろうな・・壁に彫られた怖い石像と長期間一緒にいたとは・・・牧師も夜に一人でよく穴にはいったな。途中停電したし。あそこでよく何も起こらなかったな。あれは偶然?それともギャザリングのおどし?ほんとに何だったんだろう。それとギャザリングは闇に葬られたというが、すぐに処刑されたのか、或いは不幸な人生の後、罰を受けて今に至ったのかが不明。彼らは人類の不幸を見なければならないとはいえ、さすがに日本の広島・長崎の原爆を見ることは難しいような・・・だって目立つじゃん?彼らはヨーロッパ人種(ローマ人種?)だし。それともヨーロッパ人種が暮らす地域の不幸に限るのか?それとギャザリングがキャシーに付きまとい、時には襲おうとした理由は何だろう?キャシーが記憶を無くし、正義感ある行動をしたからか?

★★★★☆ 昔「グランド・ツアー」という映画もありました。

タイトルのギャザリング(=Gathering)とは「集う者たち」の意味。不幸な災害や事件の起こるところ、「彼ら」は現れる。人が死に、嘆き悲しむ様を、冷たく見つめる視線・・・でも、なぜ? 何のために? そして彼らは何者? という話なのですが、このあたりはアメリカってやっぱりキリスト教の国なんだな、という理由が明かされていきます。クリスティーナ・リッチがヒロインを演じていますが、この人、さりげに出る作品を選んでいるというか、妙に大作ではない、少し渋めのタイトルを選んでいるような気がします。ぶっちゃけ、落ち着いて見ていれば、オチはわかってしまう人も多い(私は気づかなかったのですが・・・)ストーリーですが、終盤の「つらい真実」に直面したクリスティーナの、
苦悩してうつむいた表情がとても素敵でした。「アダムス・ファミリー」のデカ目の女の子が、演技派の女優さんに成長したなぁ、と。エンドロールを見終わって、思わず「・・・いい出来やん」とつぶやいてしまいました。

★★★☆☆ クリスティーナ・リッチ押しで・・・。

クリスティーナ・リッチが、黒髪のゴシックホラー俳優のイメージを払しょくするために、金髪にして挑んだオカルト映画であったが、確かに、彼女の出演のおかげで何とか見れる映画になった印象。2000年前から、惨劇の起こる場所に集まり、人の死を見る群衆の不可解な不気味さを描いているのだが、インサートされるイメージの場面が、唐突に感じ、音楽も擬音のような感じで、怖さ(楽しさ)が伝わらなかった。群衆の設定も曖昧で、真相が明らかになっても、粗が感じられた。つい、DVDのジャケットの絵柄のムードがよかったので、期待して購入してしまったが、雑なストーリー展開も相まり、出来は、今一つな印象である。ただ、『スリーピー・ホロー』についで、クリスティーナ・リッチの魅力は、出ているのではないであろうか。

作品の詳細

作品名:ギャザリング
原作名:The Gathering
監督:ブライアン・ギルバート
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
公開:2002年5月17日
上映時間:97分
制作国:イギリス
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