ドラマ

おやすみなさいを言いたくて

使命ある仕事か、愛する家族か。紛争地域を取材する報道写真家レベッカの決断とは?

ストーリー:アフガニスタン、ケニア、コンゴ・・・世界の紛争地域を取材で飛び回る報道写真家のレベッカ(ジュリエット・ビノシュ)は、常に死と隣り合わせになりながらも真実を伝えるためにシャッターを切っていた。そんな彼女が仕事に打ち込めるのはアイルランドで暮らす理解ある夫と二人の娘のおかげ。日常生活を一緒に送れなくても、すべて上手くいっていると思っていた。だが、あるとき取材のために危うく命を落としかけたレベッカは家族のもとへ帰国する。その時初めて、離れ離れの生活に疲れ果てた夫、思春期の長女の本当の気持ちを知る。報道写真家としての使命を選ぶのか、かけがえのない愛する家族との生活を選ぶのか?

キャスト:ジュリエット・ビノシュ、ニコライ・コスター=ワルドー、マリア・ドイル・ケネディ、ラリー・マレン・ジュニア、ローリン・キャニー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 心に沁みます

母であることよりも戦場カメラマンとしての生き甲斐を感じて不在がちな母に対する長女の気持ちの表現がしみじみ心に沁みました。ジワーと涙がにじむ映画でした。思春期の女の子の難しい心の動きをうまく表現していて、長女役の子の演技は素晴らしい!

★★★★★ 是非フラットな状態で観てほしい。作品の出来は素晴らしいです。

ノルウェー・アイルランド・スウェーデンの合作映画。舞台はアイルランドの淋しげだが美しい海辺。仕事への情熱と愛する家族との間で揺れ動く主人公に共感できるかどうかは見る人の立場や価値観で大きく異なるでしょう。ただ映画は正解を提示していないし英雄として描いているわけではないので、作品を評価するポイントにはならないはず。誰にでもできる仕事ではないし影響力も多大なので彼女の気持ちもよく分かる。心の中の”怒り”もまだメラメラ燃えているのだ。同時に、毎回最悪の事態を予想しつつ待つ夫の気持ちもよく分かる。母への尊敬と、普通の母親でいてほしいと願う娘の葛藤もよーく分かる。このお話に正解はない。映像も演技も音楽も、家族の葛藤を見事に描写していた。特に冒頭の台詞がほとんどない15分間が濃密で緊迫した素晴らしい映像。ジュリエット・ビノシュの出演作はいくつも観てきたが流石だ。相変わらずいい女優だ、思ったより老けてないのも嬉しかった。久しぶりにフランス時代のカラックス作品を観返したくなる。驚いたのは子役二人。信じられないほど自然な演技をする。特にお姉ちゃんの複雑な心情が痛いほど伝わってきて泣ける。

★★★★★  銃声の消える日はいつ?

ジャケットが印象的だったので、レビューは少なかったけれど観てみました。まず、レベッカを演じた主演のジュリエット・ビノシュはフランスの女優で、過去にアカデミー賞を始め、世界の三大映画祭でも女優賞を受賞している実力派の俳優だそうです。女性ながら世界の戦場を駆け回る戦場カメラマンのレベッカは、取材の時にはアイルランドに夫と二人の娘を残してきている。ある時、爆弾の爆風をもろに全身に浴びて吹き飛ばされたレベッカは、瀕死の重傷を負ってしまった・・・。現地の病院へ駆けつけた夫は命の無事を確認しホッと胸をなでおろしながら、「何故危険に身をさらすのか?」と問いただした。その時、複雑な表情を見せる長女(ローリン・キャニー)。それに懲りることなく、今度は娘と二人で部族間の内戦が続くアフリカのケニアへと行くのだが、その時丁度現地で銃撃戦が始まり、レベッカは娘の制止もきかず現場へと向かい危険も顧みずシャッターを押し続ける。そのことで家族と決定的な破局を迎えてしまい、レベッカは家族か、カメラかのどちらかの選択を迫られることになる。さすがにジュリエット・ビノシュの悩み多き演技は素晴らしかった。

★★★★☆ 子を持ち働く女性なら

一度は思い悩むテーマだと思う。仕事か子供か。今もなお悩みながら仕事してます。

★★★★☆ 何が正しいのか。心の葛藤が凄かった。

本作の主人公であるレベッカのような生き方を否定しないし、誰かが真実を伝えなければいけないのだとは思う。とはいえ、家族からすると本当にたまったものではない。母親が明日死ぬかもしれない仕事をしている子供の気持ちはいかばかりか。娘に向かって「いつか分かってくれたら」と言う言葉を残してはいたが・・・。そういう意味で、主人公を是とも否とも言い難く、見終わった後悩みました。

★★★☆☆  判断が分かれるかも

戦争の悲惨さ残酷さに対する怒りが原動力になって身の危険も顧みず突進してしまう、母であり妻である戦場カメラマンのジレンマ。問題提起と言う点ではいい映画だと思うが、感情移入してしまうと主人公の身勝手さに苛立ちを感じてしまう。結局のところ、正義感や怒り以上に、自身の感情や出版欲という商業的な都合を優先させたのではないだろうか。個人的には、主人公のような女性は好かん。

★★★☆☆ 戦場カメラマンの母親の苦悩

戦場カメラマンの母親の苦悩。家族も大事だが自分の仕事も大事だ。娘の言う「私よりも母を必要とする子供が世界中にいると思う」は重たい。

★☆☆☆☆ 独善的であることに気が付かない主人公に全く共感しない

この主人公は戦場カメラマンとしていろいろと戦争の悲惨さを伝えたいみたいだが、それ以上に、このような独善的な動機で足元にいる夫や娘の心を傷つけていることに全く気が付いていないようにも見える。主人公の苦悩はしょせん自分のための苦悩であってそこには戦場で苦しむ人たちも、自分の家族もいない。

作品の詳細

作品名:おやすみなさいを言いたくて
原作名:A Thousand Times Good Night
監督:エーリク・ポッペ
脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ
公開:2013年8月31日
上映時間:117分
制作国:アイルランド、ノルウェー
製作費:850万ドル
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