スリラー

ゲティ家の身代金

母の戦う相手は誘拐犯、そして世界一の大富豪

世界一の大富豪が孫の身代金支払いを拒否した、世界で最も有名な誘拐事件を映画化!

ストーリー:“世界中のすべての金を手にした”といわれる大富豪ゲティ(クリストファー・プラマー)。孫ポール(チャーリー・プラマー)が誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、支払いを断固拒否。彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)に支払いは不可能。息子を救い出すため、ゲイルは事あるごとに脅迫してくる犯人だけでなく、断固として支払いを拒否する【世界一の大富豪】とも戦うことになる。警察に狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、疲弊していくゲイル。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫っていた・・・。

出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォールバーグ、チャーリー・プラマー、ロマン・デュリス、ティモシー・ハットン、ステイシー・マーティン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 究極の吝嗇家の話

2017年アメリカ・イギリス制作の実話に基づくサスペンス作品。監督は『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』のリドリー・スコット。本作は1973年に起きた「ゲティ3世誘拐事件」を描いており、R15+指定。1950年代から石油で大儲けして、当時史上初の資産10億ドル以上の富豪となったジャン・ポール・ゲティの、孫の誘拐身代金までをも値切る徹底した吝嗇家ぶりが観ていてゲンナリする。自業自得な人徳の無さと決して満足しない独占欲は、近親者ですら共感の欠片も得ず、完全孤立で死ぬまで終わらない。ゲティが亡くなることで、なんとかゲンナリ感が収まった。つくづく思う、人生は紡いでいくことに意味がある。もう一つ・・・Wikiで調べてみると、制作にあたり本作のゲンナリ度に負けない複雑な経緯を抱えた本作。ゲティの呪いがかかったのかも。しかしそれを押し退け、本作をアカデミー賞ノミネートまでにした監督の力量は凄い。

★★★★☆ ケチだとお金は溜まる。

1973年のローマで実際に起きた。ゲティ家3世誘拐事件。監督はあの超有名なリドニー・スコットとあっては絶対に観なければならないと思い!ワクワクして観ました。実際にあった事件なのでシリアス!クリストファー・プラマーの世界一大富豪のジョン・ポール・ゲティが誘拐犯からの身代金1700万ドルを支払わない理由が妙に納得!そりゃ~孫が他に14人もいれば、同じ誘拐事件が次々と起こるわな!でも身代金拒否に誘拐犯達は、ゲティ家3世の耳を切り落とす場面はリアルすぎて少し怖!。元CIAの交渉人マーク・ウォルバーグ君、後少し頑張りが足りず。

★★★☆☆ アメリカ人には受ける実話誘拐事件

アメリカの実業家、ゲティオイル社社長のジャンポールゲティーの孫の誘拐事件を描いた映画です。彼は、世界一の大富豪でありながらケチで有名だそうで、クリストファー・プラマーの演技が光ります。『ドラゴンタトゥーの女』のヘンリック役が思い出されました。元々は、演技派で知られるケビンスペイシーが同役を演じていましたが、2017年10月に俳優のアンソニーラップが、14歳の時彼からセクハラを受けたと告発し、撮り直しになりました。その代役がクリストファープラマーです。彼は、1995年のスティーブンキング原作の黙秘でもいい演技を見せていましたね。ただし、脚本はイマイチでした。R15指定になっていますが、耳のシーンが少しグロイだけです。事件を知っているアメリカ人には受けるのかもしれませんが、映画としては普通です。誘拐事件なら、『ゴーンガール』、『身代金(メルギブソン)』、『96時間』、『ファーゴ』、日本映画では『64(原作小説の方が面白い)』、『八日目の蝉』などの方が面白いと思います。

作品の詳細

作品名:ゲティ家の身代金
原作名:All the Money in the World
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
原作:ジョン・ピアースン『ゲティ家の身代金
公開:アメリカ 2017年12月25日、日本 2018年5月25日
上映時間:133分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:5000万ドル
興行収入:5600万ドル
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