大人げないオトナたちが見つけた、小さな幸せ
ジャック・ブラック×オーウェン・ウィルソン×スティーブ・マーティンで贈る、大人げないオトナたちの旅を描いた“バード”フル・コメディ!
ストーリー:離婚を経験し、36歳になった今でも実家暮らしのブラッド(ジャック・ブラック)。仕事放棄気味の大企業の社長スチュー。何度目かの結婚生活も倦怠期中のボスティック(オーウェン・ウィルソン)。バード・ウォッチングというニッチな趣味を持つ3人は、家族や会社を投げ出して、1年でいかに多くの鳥を目撃したかを競う大会「ビッグイヤー」に参加することを決意する。だがそれは、お互いを出し抜こうと騙し合い、蹴落とし合う、あまりにも大人げない戦いの始まりだった・・・。
出演:ジャック・ブラック、オーウェン・ウィルソン、スティーヴ・マーティン、ラシダ・ジョーンズ、アンジェリカ・ヒューストン、ジム・パーソンズ、ロザムンド・パイク、ジョベス・ウィリアムズ、ダイアン・ウィースト、ケヴィン・ポラック
★★★★★ ブライアン・デネヒー
『ランボー』で意地悪な警察官役だったブライアン・デネヒーがジャック・ブラックのお父さん役でハートフルな演技でした。森の中での二人のシーンが良かったです。
★★★★★ なんだか楽しい
この面子ですから、楽しくないわけがない。とってもコミカルで、オーウェンがいつもより斜め上の役で、これまた楽しめました。
★★★★★ ただのドタバタではない
1年間に何羽の鳥を見る事が出来るかを競うコンテストがベースです。ジャック・ブラックやスティーブ・マーチンも抑えた演技をしていて、3人の登場人物の背景までしっかり描かれていて、3度見るとそれぞれに感情移入しながら見る事が出来ます。覚えきれるわけはないですが、劇中に登場する鳥は、名前だけでなく姿も拝みたかったものです。
★★★★☆ ナイスなおバカトリオの真摯なコメディ
ライバルを出し抜こうとしたり、敵と手を組んだり、好きなバードウォッチを舞台に本人は大いにまじめ、だから笑いを誘う。大いに笑わせてくれるが、狙った笑いでなく、日常の光景からくる可笑しさだ。実話をベースにしているだけあって、ストーリーに破綻がなく、ドキュメントな人生を楽しく見ることができる。しかも、奇異にさえ見えるバードウォッチングのあり方、ウォッチングの回数を競う「ビッグイヤ」というコンテストがあったこと(←初めて知った)など、新しい知識にもなり、かわいらしい鳥の名前を覚えて話題にもできるだろう。そして、笑いの中にも、自分の生活を犠牲にしなければトップに立てないこと、ごまかしのきくルールを苦労しても遵守すること、などコンテストに対する真摯な姿もあり、「ただのコメディ映画ではないよ」コメディはくだらないと思っている人でも絶対に楽しめる映画、とくに落ち込んでいるとき、さびしいとき、今の現状を乗り越えるべく耐えているとき、そんなときに観るといい。J・ブラックの陽気な負の受け止め方、О・ウィルソンのおちゃめな真剣度、S・マーティンの豊かさからくる許容度、自分を照らし合わせながらいろいろと考えさせられる。そしてやっぱり、無邪気な遊び心を失わない大人ってかっこいい!最後のクレジットのとき、優勝した回数分のバードを映し出してくれるのも楽しい。田舎に行ってバードウォッチをやってみたくなった。
★★★★☆ 心温まるが、それが、つらい。
一年間で何羽の鳥を見たかを競う競技?の映画。その背後の人間関係を描いているが、ハッピーな家族との絆が描かれている。それが、当方のような親とも子供ともうまくいってない人間からすると、見ててうらやましいし、少々つらい。映画はうまくまとまっているといえるが、そんなに深みはない。何故鳥が好きかとか、鳥を好きになった理由とかがセリフなりシーンなりにもっと表れていれば良かった。特に最後のシーンで、彼女が出来て最近は鳥より彼女に目が行くってのは、そんなに鳥が好きじゃなかったてことかな。”今も鳥に夢中だけど、それ以上に彼女に夢中だよ”、ぐらいが見てる方には腑に落ちる。
作品の詳細
作品名:ビッグ・ボーイズしあわせの鳥を探して |
原作名:The Big Year |
監督:デヴィッド・フランケル |
脚本:ハワード・フランクリン |
原作:マーク・オブマシック『ザ・ビッグイヤー』 |
公開:アメリカ 2011年10月14日、日本 2012年6月30日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4100万ドル |
興行収入:750万ドル |
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