孤独で強気な女の子ギリーの本当の幸せは?
ストーリー:里親の元を転々としている12歳の孤独な少女ギリー(ソフィー・ネリッセ)は、行く先々でお払い箱になってしまう問題児。現実は顧みず、いつか実の母親と暮らすことだけを夢見ていた。新しい養母トロッター(キャシー・ベイツ)さんのもとでも不満だらけのギリーは、通い出した学校でも早速大暴れ。男子数名を相手に大ゲンカ、打ち解けようとしてくれるクラスメートには悪態をつき、理解ある担任の先生に対してさえ黒人ということで人種差別的な行為をわざとする。ある日実母からのハガキを受け取ったギリーは、大陸横断バスで母の住むらしいサンフランシスコを目指すことにする。そのために心優しい盲目の隣人ランドルフさんからお金を盗み、バス乗り場へ向かうギリー。結局物事は計画通り進まず、家に戻されるギリーだったが、トロッターさんの深い愛情を知ることになる。そんな折、ギリーの存在を知った裕福な祖母ノーニー(グレン・クローズ )が突然現れて大混乱に。ノーニーはギリーを自分の住む豪邸に連れて行こうとする。いつのまにか里親の家族を心から大切に思い始めていたギリーは・・・。
出演:ソフィー・ネリッセ、キャシー・ベイツ、グレン・クローズ、ジュリア・スタイルズ、ザカリー・ヘルナンデス、ビル・コッブス、オクタヴィア・スペンサー、ビリー・マグヌッセン、クレア・フォーリー、サミー・ピニャローサ、トビー・ターナー
★★★★★ 家族を求めて
ちょうど今の自分と重なる事が多く、心に響きました。家族という自分の居場所をどう考えるか。また、自分を理解してくれる他人と、心が通じない血縁。怒りを増幅してもダメだとわかっていても、押さえようのない怒りや悲しみ。ありふれた内容の映画だけれど、前に進まなくてはと思わせてくれた作品でした。そして、キャスティングが素晴らしかった。
★★★★☆ ベタな作品、だが泣ける!
里親を転々とする少女が本当の家族の絆を見つけ出すストーリーは山ほどある。これも数多ある類似作品の一角に過ぎないのかと期待しないで鑑賞。最後のシーンで泣いている自分がいた。家族の定義ってなんだろうと考えこむ印象深い映画でした。
★★★☆☆ いい作品なんだろうけどしっくりこない。
そんなにまで里親は里子を愛せるものなのか?里子は里親を愛せるのもなのか?血がつながってても逆のパターンもあるだろうけど、無条件に人を愛するのはやはり血のつながりのような気がする。見終わった後にそう感じた。
作品の詳細
作品名:ギリーは幸せになる |
原作名:The Great Gilly Hopkins |
監督:スティーヴン・ヘレク |
脚本:デヴィッド・パターソン |
公開:アメリカ 2016年10月7日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
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