ノアール・ムービーのカッコ良さと『SAW』『ツイン・ピークス』の先が読めない新感覚スリラーが融合した、新時代のノワール・スリラー!
ストーリー:南カリフォルニア郊外のサンクレメンテ高校。一匹狼の高校生ブレンダン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日、排水溝に無惨に横たわる元彼女エミリーの死体を見つめていた・・・。その2日前、ブレンダンは2ヵ月前に別れたエミリーから助けを求める電話を受ける。しかし、彼女の話は要領を得ず、“ブリック”“ピン”といった謎めいた言葉を残して電話は切れた。ブレンダンは唯一の親友ブレインの協力を得て、さっそくエミリーの捜索に乗り出すが・・・。
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マット・オリアリー、エミリー・デ・レイヴィン、ノラ・ザヘットナー、ルーカス・ハース、ノア・フレイス、リチャード・ラウンドトゥリー、ミーガン・グッド、ノア・セガン
★★★★☆ これが監督デビュー作らしい
誰ともつるまず閉じた世界で暮らす男子高校生ブレンダン。元恋人エミリーから助けを求められ、協力しようとするものの、何かを恐れているエミリーに拒絶される。そして数日後、エミリーの変わり果てた姿を発見してしまうブレンダン。なかなかビックリなオープニングです。エミリーの残した不可解な言葉をヒントに、大人顔負けの推理と大胆な行動で、事件の核心に迫っていくブレンダン。高校にはびこる麻薬組織が、エミリーの死に関わっているんじゃないか・・・って、麻薬組織て!日本の高校じゃ、まずありえない設定ですが、印象深いシーンが多くて圧倒されました。ミステリーとして犯人探しを楽しむんじゃなくて、ブレンダンの行動、一挙手一投足にただただ見入る、って感じ。ブレンダンも、弱弱しそうな繊細そうな外見からはびっくりするくらい、意外とタフな少年です。ラストは全く希望のかけらもないですが、それがまた面白かったです。
作品の詳細
作品名:BRICK ブリック |
原作名:BRICK |
監督:ライアン・ジョンソン |
脚本:ライアン・ジョンソン |
公開:アメリカ 2006年4月7日、日本 2007年4月14日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:45万ドル |
興行収入:390万ドル |
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