ホラー

TATARI タタリ

呪われた廃墟病棟・・・・晩生き残れたら1億円

ストーリー:人を恐怖に陥れることに快感を感じる大富豪プライス(ジェフリー・ラッシュ)は、かつて人体実験が行われていたという精神病院を買い取って、そこで妻の誕生パーティを催し、しかもその館で一晩過ごすことができた者に賞金を出すことにする。しかし、そこに集められたのはなぜか招待状を送ってない者たちであり、やがて恐怖のパーティの幕が上がる・・・。

出演:ジェフリー・ラッシュ、ファムケ・ヤンセン、テイ・ディグス、ピーター・ギャラガー、クリス・カッテン、アリ・ラーター、ブリジット・ウィルソン、マックス・パーリック、ジェフリー・コムズ、リサ・ローブ、ジェームズ・マースターズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 良くできていて面白い

元ネタの『地獄へつゞく部屋』を知らなかったので楽しめました。余計なシーンがあまりないのでテンポ良く進みます。互いに憎み合う富豪の夫婦、互いの陰謀のために呼び出されたはずの参加者が、曰く付きの元病院を再建した洋館で一夜を過ごすという一見ホラーではなくサスペンスかと思わせる展開が秀逸です。残酷シーンは血しぶきが飛びちるような感じではないのですが、生理的に嫌悪感を覚えるような感じです。終盤まではものすごく良い感じで進むんですが、最後の最後でこの現象を巻き起こしてる黒幕みたいなのがわかった瞬間かなり萎えます。それがあるので−星1つです。

★★★☆☆ 酷い完成度。

ただの夫婦喧嘩の為にこんな芝居をしなくてもいいと思いますが、終始鬱陶しいだけのストーリーでラストシーンのCGも酷すぎます。B級映画と理解して見ると丁度いいでしょう。

★★★☆☆ 登場人物達が中々良いです

狂医師により人体実験が行われていた精神病院という雰囲気たっぷりな舞台設定、それぞれキャラが立った判りやすい登場人物達によりすんなりとホラーの世界に入っていけました。導入部の展開も中々面白いです。ストーリーはちゃんと裏もあり、登場人物達が個々の性格や思惑に則り恐怖の館を歩き廻ってくれます。ただラストの展開がちょっと性急過ぎな気がします。

★★☆☆☆ がっかりしたい人にオススメ

前半は、亡霊らしきものが怖さを予感させるのですが・・・後半はとにかく残念としか言えません。途中から手を抜いてしまったのか、制作費が足りなかったのか、早く終わらせたかったのか・・・せっかく「人体実験をしていた館」という肩書きがあるのに、まったく関係ないものがストーリーを手っ取り早く終わらせてしまいました。良かった点は、最初に出てきた遊園地の乗り物がうまく考えられている点と(ここにお金を使いすぎて後半があんなふうになっちゃったのかなぁ)、過去の館でのシーンが、まぁまぁホラーしてたところです。

作品の詳細

作品名:TATARI タタリ
原作名:House of Haunted Hill
監督:ウィリアム・マローン
脚本:ディック・ビーブ
製作:ロバート・ゼメキス
公開:アメリカ 1999年10月29日、日本 2000年7月22日
上映時間:92分
制作国:アメリカ
製作費:1900万ドル
興行収入:4000万ドル
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