ここには3人と、1発の銃弾、そして“嘘”が散らばっている
ストーリー:用意周到な誘拐計画が、一瞬にして熾烈な心理戦に変調。若い男と中年男の2人は、綿密な計画のもとに富豪の娘、アリス・クリード(ジェマ・アータートン)を誘拐する。アリスは恐怖のどん底に陥りながらも、彼女は生き抜く希望を捨てない。首謀者らしき中年男が外出したとき、アリスの激しい反撃に合った若い男が、アリス自身にとても観客にとっても驚愕の告白をする。その瞬間から、誘拐犯とアリスの関係はねじれ、3人の力関係が幾たびも逆転していく。200万ポンドを手に入れるための用意周到な誘拐計画が、一転、3人の生き残りをかけた闘いへと突き進む。
出演:ジェマ・アータートン、マーティン・コムストン、エディ・マーサン
★★★★★ 素晴らしい…!?
題名を見たら駄目そうだが、観たら驚愕!?明らかにチープな映画と思いきや完成度の高さに目をみはるものがある。いやはやこの映画は素晴らしすぎる。今のハリウッドでは絶対につくれないですよね。監督や製作関係者に嫉妬してしまいそうデス。
★★★★★ これは凄い
予備知識も無く、最後まで見たとき、出演者が3人しかいないことに気づき驚愕する。映画が始まり、最初こそはB級C級映画のような質素感に、全く期待を持てなかったが、話が進むにつれ、誘拐犯と被害者とそれぞれの心理描写とその行動に釘付けになってしまった。しかも成立しない3角関係の中、予想外の衝撃的結末ではないものの、十分納得できるラストであり、完結することでスッキリとした後味だった。良い映画というのは、決して巨額の予算を投じて作られるものではないと、改めて思い知らされた作品でした。
★★★★☆ タイトルの妙
2人の誘拐犯と人質の資産家令嬢による、心理サスペンス。3人の関係が明らかになるにつれ、二転三転するストーリー。どこにお金を使ってんだ?というくらいの明らかな低予算映画ながら、作品の出来は素晴らしい。緊迫感、驚き、そして少しの笑いを見る者に与える。何の変哲もないタイトルだが、鑑賞前と後では全く印象が変わる。「見終わるまで気付かなかったでしょ」と監督がニヤけているのが目に浮かぶ。
★★★☆☆ 二転三転して楽しめるのですが…
とにかく脚本が秀逸です。二転三転して予想はつかないですしたまに笑えます。驚きの「まさか」とちょっと笑えるかも…の「まさか」があります。特に驚きの方のまさかは、思わず「えっ…」って言ってしまうかもですね。しかも、その驚きの後が本番です。ネタバレになるので言えませんが、とにかくおもしろいですよ。トイレのくだりは笑えました。ただ、終盤がグダグダになってしまった印象です。あのままワンシチュエーションで終わってほしかった。だけどもタイトルも秀逸と感じれる作品で普通に楽しめる作品なので興味がある方は見てみてください。
作品の詳細
作品名:アリス・クリードの失踪 |
原作名:The Disappearance of Alice Creed |
監督:J・ブレイクソン |
脚本:J・ブレイクソン |
公開:イギリス 2010年4月30日 |
上映時間:100分 |
制作国:イギリス |
製作費:150万ドル |
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