遂に最終章! ミュータントの超能力を消し人間に変える新薬”CURE”の登場で、X-MENのメンバーにも”究極の選択”が迫る・・・
ストーリー:プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、”ミュータントは病だ”と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬”キュア”が開発される。”ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。マグニートー率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。一方、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するのだが・・・。
出演:パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、ケルシー・グラマー、ショーン・アシュモア、エリオット・ペイジ、アンナ・パキン、ベン・フォスター、レベッカ・ローミン、エリック・デイン
★★★★★ 脚本の良さ
X-MENはいろいろ見ましたが、このファイナルディシジョンの脚本はとても深い。そういう映画が興行的にも成功した事は、観る側の映画に求めるものを示唆しているとも思います。 絵空事であっても現実味を感じさせる事が出来るという好例かと思いました。
★★★★★ 2時間を超えたボリュームでも良かったと思いますが
今作で最終章となるX-MENですが、最終章にふさわしい出来だったと思います。キャラクターは最終章となる今作においても、味方、敵とともに増え、キャラの個性、能力を上手く生かした戦闘シーンは見事だったと思います。前作では1対1が主であった戦闘シーンに対し、今回では、まさに戦争といわんばかりの大混戦の中、ミュータント同士が戦いあう戦闘シーンが見せ場であるのですが、そこで使用されるVFX技術の凄さには圧倒されるのではないか・・というまでに質と量が高く、一見の価値があるのではないかと思われます。ぜひ良い設備をそろえて鑑賞したいところです。しかしキャラクターの中では、脇役キャラ同然の扱いを受けるまでに格下げしたキャラがいたり、キャラクターの数が増え、最終章である今作が一番上映時間が短い点などについては残念ですね・・・。なお登場キャラの説明などはいっさい描かれないので、今までのシリーズがうる覚えの方は、もう一度鑑賞しなおしてから見る事をオススメします。
★★★★★ コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
楽しみにしていたX-MEN:ファイナルディシジョン、たいした能力もないのに、魅力的なウルヴァリンを見るのが最後かと思うと寂しいです、今回は主役をジーン・グレイにゆずりふんだんにお金をかけていましたがVFXも多様に使うと興ざめな部分もあり、やはりウルヴァリンのような生身の身体を使ってのアクションもSFには不可欠なんだということを痛感した作品でした。ミュータントの変身の面白さが際立っていたこの作品に拍手を送りたいです。
★★★★☆ 1と2を見た人なら、これは見逃せません。
基本的に、SF好き、超能力もの好きですので、当然1と2は観ました。人間、ミュータントの対立に加え、ミュータント内にも、プロフェッサー派、マグニート派の対立があり、物語を複雑でおもしろくしています。「今までのあらすじ」的な説明は一切ありませんので、必ず1と2を見てから鑑賞しましょう。今回、バトルシーンが多く、登場人物の感情描写が少し物足りない気がしました。でも、これはこれで、十分に楽しめました。
★★★☆☆ 見る人を選ぶが・・・
公開当時えらく酷評されていた気がするが、確かに原作ファンや映画シリーズのファンの神経を逆撫でする内容だとは思う。1作目と2作目は、アメリカという国家のアンビバレントな世情をそこそこ上手く例え話にしていたが、本作ではもう勝手にしろと言わんばかりのヤッツケな文芸。故にキャラたち皆も全く苦悩はせず、目の前の安直な解決法にただ飛びつくだけで尺を乗り切ってしまう。ぶっちゃけ安いチーマー同士のケンカでしかない。だがしかし、どうせエックスメン、バカ映画なんだから、グダグダとキャラの苦悩など見せず、みんなで盛大暴れている方が良いという向きもあるだろう。その点本作は、尺も短いしアクション主体でスッキリと見られて良いかもしれない。一軍選手の多くが不在で、急遽かり出された二軍やOBの寄せ集めで戦うというのも、逆に能力の出し惜しみのない、各人必死の戦いぶりに繋がっており、思ったほど塩試合には見えない。特にシャドウキャットことエレン・ペイジの健気でキュートな奮闘は萌え必至で、ちょっと拾いものをした気にさせられた。
作品の詳細
作品名:X-MEN: ファイナル ディシジョン |
原作名:X-Men: The Last Stand |
監督:ブレット・ラトナー |
脚本:ザック・ペン、サイモン・キンバーグ |
公開:アメリカ 2006年5月26日、日本 2006年9月9日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2億1000万ドル |
興行収入:4億6000万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライムで視聴する(吹替版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |