アレクサンドル・デュマの名作『三銃士』を若々しい青春活劇としてとらえた、職人監督ピーター・ハイアムズならではの味わいに満ちた剣劇エンタテインメント
ストーリー:17世紀フランス、陰謀と裏切りが横行する時代、剣士ダルタニアン(ジャスティン・チェンバース)は、かつて勇敢な銃士であった父と母のかたきを討つ決意を胸にパリへと向かった。国王の近衛銃士隊に加わり、男を探そうとしたダルタニアンだったが、彼が出会った銃士隊は、かつてのヒーローたちではなく、目的を失い、だらしなく恨みがましくなった男たちであった。彼らの隊長が陰謀に巻き込まれ、暗殺の容疑で投獄され、銃士隊全員が任務を解かれていたのだった。が、その真犯人こそ、ダルタニアンが探す男、黒装束で片目の冷血な男、フェブルだった・・・。
出演:ティム・ロス、ミーナ・スヴァーリ、ジャスティン・チェンバース、カトリーヌ・ドヌーブ、スティーヴン・レイ、ニック・モーラン、スティーブン・スピアーズ、ジャン・グレゴール・クレンプ、ジャン・ピエール・カスタルディ、ダニエル・メスグイッチ
★★★☆☆ ジャスティンの魅力
『ウェディング・プランナー』では、今までのモデル時代のイメージとは違って、一目でジャスティン・チェンバースとはわからない印象だったけど(とは言っても十分かっこよかったし、主人公はこっちを選んだほうがよかったのではと最後まで思った・・・。)、『ヤング・ブラット』では両親を殺した男を探し、復讐するためパリに向かうダルタニアンを素敵に演じてました。そして脇には、『アメリカン・ビューティ』の美少女役・ミーナ・スバーリ、演技派のティム・ロス、フランスの女王にぴったりなカトリーヌ・ドヌーブと豪華な役者が揃ってました。単なる史劇というわけではなく、香港アクションも取り入れていてよかった。
★★★☆☆ 三銃士であるだけに残念
確かにワイアーアクションを取り入れた部分では評価できるかもしれませんが、あまりに三銃士の個性がなさ過ぎます。もうちょっとシナリオを練っていただきたい。しかし、それでも充分アクションで楽しめる。ということで三銃士として見なければ充分楽しめます。
作品の詳細
作品名:ヤング・ブラッド |
原作名:The Musketeer |
監督:ピーター・ハイアムズ |
脚本:ジーン・クインターノ |
公開:アメリカ 2001年9月7日、日本 2001年11月10日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4000万ドル |
興行収入:3400万ドル |
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