アニメ

パラノーマン ブライス・ホローの謎

死者と話せる少年が、300年前に封印された町の秘密を解き明かすアドベンチャームービー!

『コララインとボタンの魔女』を手掛けたハリウッド最高峰のアニメーション製作会社、ライカ・エンターテインメントが、構想10年、制作期間3年を費やして完成させ、全米で大ヒットを記録した最新3Dストップモーション・アニメ

ストーリー:舞台は、300年前に<魔女狩り>の現場になったと言われている町ブライス・ホロー。今や町の人たちは、魔女を店の看板やグッズのシンボルにして商売をしているほどだ。ブライス・ホローに住むノーマンは、ホラー映画や悪霊伝説が大好きな11歳の少年。しかも、死んだ人たちと会話することのできる変わった能力をもっていた。そんな誰にも理解されない能力のせいで、すっかり変わり者扱いされてしまっているノーマン。家族関係は悪化し、学校でも毎日イジメを受けていた。ある日、ノーマンは疎遠になっていた叔父さんに再会し、衝撃の事実を打ち明けられる。「300年前に封印された<魔女の魂>が悪霊を呼び覚まし、町を滅ぼす。死者と会話できる者たちが何代にもわたって災厄を食い止め続けてきた。これまで叔父さんがやってきたその役目を、もし誰も受け継かなかったら、町には大きな災厄が訪れ、愛する人たちが傷つくだろう。それを阻止できるのは、ノーマンだけだ! 」と。叔父さんは発作を起こし、多くの謎を残して昇天してしまう。困惑しながらも運命を受け入れたノーマン。時間と必死の競争を繰り広げている最中、墓場から7人の死者が現世に蘇ったが、彼らはノーマンに助けを求めていた・・・。なぜ死者が復活したのか? そして<魔女の正体>とは?果たして、ノーマンは町の謎を解き、最悪の事態を食い止められるのか? 少年がいじめや偏見などの現実を乗り越え、勇気を出して自分だけしかできないことを見つけたとき、町に隠された<秘密>が明らかになる・・・。

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 精緻で見応えのある映像と深みのあるテーマ

死者の姿が見えて言葉を交わすこともできるためか薄気味悪いものにもことさら抵抗のないノーマンは、その独特なキャラクターのために家でも学校でも変人扱いされ孤立しています。ある日、同じ能力を持つ世捨て人の叔父さんが訪ねてきて、300年前に殺された「魔女」が死者をよみがえらせて町に復讐するのを食い止める役割を、彼が引き継がなくてはならないと伝えます。叔父さんはその直後亡くなってしまい、ノーマンは「魔女」の墓に行き、そこで言われた通りに本を読み上げるのですが・・・キャラクターの造形からストップモーション・クレイアニメだろうと思って観始めたのですが、女性キャラの髪の毛が自然に揺れる描写や、家々が遠くまで広がる町全体を見下ろすシーンの自然過ぎる映像、それに多数の住民とゾンビとのバトルシーンを観て、これは3Dモデリングによるものなのではないかとの思いを次第に深めてしまいました。結局、基本的にはやはりコマ撮りのストップモーション・アニメだったようなのですが、その精巧さと映像の美しさは、従来のこの手法による作品に対する私のイメージを大きく覆すものでした。ストーリーは終盤に差し掛かるまではありがちな感じだったのですが、よみがえった死者や「魔女」の正体が明らかになり、そこからノーマンと「魔女」の「対決」シーンになると、映像効果も一段と凝ったものになりたいへん見ごたえのあるものでした。人が人をいじめ迫害し、時にはそれが正しい事だと信じつつ殺すことまでやりおおせることの理由、一方そのように扱われた人間にもその存在を理解し受け入れる相手もまたいるはずだという事、そうしたことが、主人公自身もまたコミュニティの中で異質な存在であるという設定のために、説得力をもって伝わってきます。ノーマンが、魔女などではなかった「魔女」と、対決などではない「対決」をするシーンには思わず涙が出てしまいました。

★★★★★ とっても面白かった!好きです!

とても面白かったよ~!ノーマンのお姉さんは、キャメロン・ディアスにそっくりで可愛い。これは、CGなのか、人形のコマ撮りなのか不思議。人物も小物も町も個性的でリアルで、ノーマンカッコいい!恐い魔女の本当の姿は、とんでもない深い悲しみと、恐怖だったんだよと、解き明かして、魔女を解放して行くノーマン。現実社会の恐ろしい人にも当てはまるなあ。と教えられた。ノーマンみたいに、逃げずに、貴女、本当は、悲しいんでしょ、怖かったんでしょ。と、気持ちを理解してあげる事が、その人を解放する事になるのかなって。

★★★★★ いい意味で期待を大きく裏切られた

はじめは絵が好みでなく、乗り気ではなかったのですが、見ているうちにストーリーにのめり込み最後まで一気に見てしまいました。シンプルでよくあるストーリーながら、ところどころでにやっとさせるような笑いシーンがあります。また、いじめられっ子の成長や、活躍を通して、なんだかほっこりする内容になっています。過度な期待はせず、見てほしい。

★★★★☆ いじめを正面からとらえた作品(ネタバレ含)

小学生向けのいじめを正面からとらえたわかりやすいストーリーでした。おばけが見えてしまう少年の物語なので、ちょっぴり怖いもの好きの幼児ならなんとなく映像から楽しめるかもしれませんがやはりいじめやケンカを体験する年齢になってから見るほうが物語の意味がよく理解できると思います。ストーリーにはひねりや大どんでん返しなどはありません。個性的であるゆえに、みんなに馬鹿にされていた少年が強く生きていく姿があり、その子の個性が「おもしろい」と言って信じて親友になってくれるお友達や自分を愛してくれる存在など おばけを通して大切なものに気が付いていきます。そして幽霊さんの浮かばれないせつない気持ちを通して、少年も強くなっていきます。トイストーリーやモンスターズユニバーシティのような愉快さや奇想天外なハプニングなどありませんが、成長する過程で大切な道徳を真正面から伝えてくれます。イメージとしては「モンスターハウス」(子供向け)DVDのようなノリに近いと思います。

★★★☆☆ まあまあ

ストーリーは単純だったがキャラクターに面白みがある。個人的にはちょっと物足りない。

★★★☆☆ 演出面は派手だったが、ストーリー自体はやや物足りなさを感じた。

幽霊と会話でき変人扱いされている少年が、魔女の呪いに立ち向かう3Dストップモーションアニメ。演出面は普通のアニメみたいに派手ですごかったが、感情移入できなかった主人公や終盤の魔女とのやり取りが短かったことなど、ややあっさりした感じで、ストーリー自体はやや物足りなさを感じた。

作品の詳細

作品名:パラノーマン ブライス・ホローの謎
原作名:ParaNorman
監督:サム・フェル
脚本:クリス・バトラー
公開:メキシコ 2012年8月3日、日本 2013年3月29日
上映時間:92分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:1億700万ドル
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