ドラマ

スポットライト 世紀のスクープ

暗闇にひときわ輝く、希望の光

ボストン・グローブ紙の≪スポットライト≫チームが、巨大権力を相手に正義を貫いた衝撃の実話!

ストーリー:2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)。神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが・・・。

出演:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバー、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップ、リチャード・ジェンキンス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★  静かに、しかし確実に心を揺さぶる。正義を貫く事の大切さを思い知った。

見て見ぬふりをする大人。自分のまわりの小さな平和を守るために隠されていった悪事の積み重ねが、一番弱い立場の子どもたちを追い詰めていった。ぜんぶ真実!受け止めきれなくて自らの命をたってしまった子どもたちのためにも、多くの人がこの真実に目を向けるべきだと思う。教育現場でも、この様な事件が後を絶たない昨今、真実の声を挙げることの大切さと重要さを語っている。

★★★★★  聖域に切り込んだ名作

反骨精神がいい。過去に本当に このようなことが起こったことは悲しいし、今もその傷がいえない方もいることだろう。ただ傷つけられて 泣きに入りするのではなく、次にそのような人が出ないためにも、告白・告発は勇気ある行動と思う。これを通し、また誰かの背中を押し誰かの愚かな行動の抑制につながれば幸いと思う。

★★★★★  雰囲気がとても良い。地味が良い映画

スクープと言うと、当事者を第三者が追い回して、囃し立てて、晒し者にするという悪いイメージがあるけど。これは、記者の本来あるべき姿「本物の記者」を描いている。他の方が既にレビューされているが、第三者が報道するということの重要性を改めて考えさせられる。そしてこの映画そのものがスクープなので、事件に興味関心があって観た方には事件の方面で語りたいことが山ほどあると思う。毎度のことながら、僕は選んで手にとった映画ではないので事件の痛ましさ、重大性などについては詳しいレビューが僕にはできないけれど、事件内容についてもこれが事実だとはと驚かされるものだった。個人的には作りが凄く好みで染み渡った。地味で暗い、のだが、そこが良い。画面作りというか、「画」がとても良かった。物憂げな人物に、背景や色彩が無駄なくマッチして、物憂げな画面を作っている。また、曲が凄く良い!ゲームの「DETROIT」を連想するピアノ曲が凄く好みで聞き心地が良かった。ストーリーに起伏はあるのに、あえて最後まで平坦に波を整えているというか。流れるように見て染み渡る映画だった。

★★★★☆ マスコミに感謝

衝撃的で隠しがちな醜態を暴いて、被害者に光を浴びるチャンスを与えたことないに感謝です。マスコミはこうあるべき姿だと思いました。

★★★★☆ 事実を見極めて真実を問う。ジャーナリズムとはこうあって欲しい!

地味な取材活動を淡々と描いているところが良い。役者達の旨さも相まって物語に引き込まれていきます。局長役の人はあんまり良い役で出てない作品が多いから、どんでん返しが不安だったけど良かった。役としての態度が素晴らしいと感じた。何かを成し遂げるリーダーとはかくあるべきかと感じた。この映画のテーマは深く、タブー視される(特にキリスト教圏では・・・)内容だが、広く自分たちの周りにも多かれ少なかれあるような出来事としてみることもできると思った。人間が生きていく中で創り出した世界の”縮図”が見えると思う。ジャーナリズムの役割は事実を見極める事、それを一つの真実として伝える事なんではないかと思う。事実を事実のまま伝える事は難しいだろう。そこで報道は記者達が事実を一つの真実として伝える事で、読者に(各々の)真実を問うものではないかと思う。局長が報道について語るシーンが好きだ。ジャーナリズムを担うもの達の使命感、覚悟を感じさせる言葉だった。そしていたずらに人を責めない。真実とは責任の追求だけではなく、糾弾することでは断じてないはずだ・・・だけど決して見過ごさず静かにしっかりと正す時間を与える。人生を劇に例えて、信念無くしては出来ぬ”役”は確かに在ると思う。自分にその役が回ってきた時にしっかり演じようと思った。一見、オススメします。できれば時間気にせず観られる時に、観てください。良い映画です。

作品の詳細

作品名:スポットライト 世紀のスクープ
原作名:Spotlight
監督:トム・マッカーシー
脚本:ジョシュ・シンガー
公開:アメリカ 2015年11月6日、日本 2016年4月15日
上映時間:129分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:6300万ドル
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