愛と欲望が複雑に絡み合う・・・墜ちた楽園を繋ぐ二つの物語
ストーリー:カリブ海に浮かぶケイマン諸島は、税金が免除される”タックス・ヘイヴン”だ。世界中から島に集まってくる金持ち相手に働くシャイ(オーランド・ブルーム)は、裕福なボスの娘・アンドレア(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ちる。しかしアンドレアの父と兄は、交際に大反対。2人は人目を盗んで純愛を育んでいく。一方、脱税の容疑でFBIに追われ、アメリカから逃れてきたエリート・ビジネスマンのリドリー(ビル・パクストン)と、1人娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)。状況を何も知らされず、強引に島に連れてこられたピッパは父に反発。出会ったばかりのお調子者リッチー(ラズ・アドティ)に誘われるまま、夜の街へ繰りだすが・・・。
出演:オーランド・ブルーム、ゾーイ・サルダナ、ヴィクター・ラサック、ビル・パクストン、スティーヴン・ディレイン、ラズ・アドティ、ジョイ・ブライアント、アンソニー・マッキー、ボビー・カナヴェイル、レイチェル・マイナー、アグネス・ブルックナー
★★★★★ だれもがこのような体験をしているはず
この物語のようなことは現実に起こりえる。恋ってそういうものだ。と思わせてくれる作品。
★★★★★ この作品は….
正直言って最初は期待していませんでした。ですが見始めて30分くらい経ってからはもうストーリーにのめり込んでいき、ラストまで目が離せなくなりました!特に驚いたのはジャンプカットを多用した斬新な撮り方でしたね!ケイマン諸島の美しい風景にも感動しました!まるでマイケル・マンの映画を見ているようなロケ地のこだわりぶりが見て取れましたね。ストーリー自体もクラッシュに似たような展開で進んで行き、ハリウッド仕立てのハッピーエンドな終わり方ではなかった所に真実味を感じとてもうまく仕上がっていたと思います。あとオーランドのルックス目当てで見ようと思っている方々にはオススメしかねますね!彼自身が制作にも加わっている所辺りで、彼の映画に対する気持ちが伝わってくる作品です!
★★★★★ 興味深い作品でした!
二つの話が交差して進んでいきます。その二つが微妙に重なっていて、「こういうふうに繋がっていたんだ」と思える作りに私は楽しめました。オーランド・ブルームが、前半は明るくて爽やかな青年を、そして後半はある事件をきっかけにして、切なさや悲しさで苦悩していく様子をよく演じてていると思いました。硫酸をかけられてひどい火傷をすると分かっていたのでハラハラして見ていましたが、そんなにひどくなくて安心しました。十分に格好良かったです。映画自体がそんなに長くなくて、「えっ、もう終わりなの?」という感じはしましたが、逆に「これからどうなるのだろう」と考えさせられる、そんな余韻に浸れる作品でした。世の中で起きているさまざまな問題を提起していて、結構、社会的な作品だと思いました。美しい風景と、軽快な音楽でケイマン諸島の雰囲気が伝わりました。
★★★☆☆ まぁ
全体的に救いがないです。全編通して基本的には暗いのですが、それぞれの苦悩や絶望感にはついつい見入ってしまいました。主演の金髪の女性がいいかんじでした。
★★☆☆☆ 気にイラねえ
見た後に本当に嫌な気分になります。なんか日本人には会わないテーマじゃないだろうか。登場人物のダメダメな行動が理解できないです。
作品の詳細
作品名:ヘイヴン 堕ちた楽園 |
原作名:Haven |
監督:フランク・E・フラワーズ |
脚本:フランク・E・フラワーズ |
公開:アメリカ 2006年9月15日、日本 2006年10月14日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
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