『40歳の童貞男』のスタッフ、キャストで贈る爆笑コメディ
一夜限りの行きずりのSEXで彼女が妊娠してしまったダメ男の物語を描いた爆笑コメディ!
ストーリー:メタボ、無職(ほぼ)、貯金ナシ、品格皆無・・・。自堕落生活まっしぐら、バカ仲間たちとその日暮らしな毎日を送るダメ男子ベン(セス・ローゲン)は、ある夜、奇跡的にナンパに成功し、フツウなら絶対相手にしてもらえない美人と奇跡的にHができるというハプニングに遭遇する。泥酔状態のハイな勢いが成したその夜は、彼にとっては“超ラッキー”、彼女にとっては“一生の不覚”で終わるはずだった。彼女からの連絡はもちろん途絶えたまま。それが2ヶ月たった頃、突然の思いがけない電話が彼女から来る!実は、たった一発だったにも関わらず、その一発で彼女は妊娠してしまったのだった!
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ハイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジェイ・バルチェル、ジョナ・ヒル、マーティン・スター、アイリス・アパトー、アダム・スコット、クリスティン・ウィグ
★★★★★ 好みが分かれる作品
セス&常連メンバー+カメオ出演セレブと豪華な出演でした。適当男軍団でお得意の下ネタ満載ですが、グータラ主人公なりに彼女の出産までの懸命さもよく描かれて、出来の悪い子ほど可愛い!?なのかわかりませんが、いつの間にか愛おしさを感じてしまいました。サイドストーリーとして倦怠期中の姉夫婦が主人公の二人に影響され、育児や家庭、自分の人生を見直す形にもなっています。(ちなみにこの夫婦の続編として「40歳からの家族ケーカク」というスピンオフ映画に繋がるようですが・・・)下品な作品ながら深い話の作りにもなっているので、性から生に対象を置き換える流れとしては評価できる作品だと思いました。※露出狂のごとく、ママ恋のジェイソン・シーゲルはここでも開放的になっています(笑)
★★★★★ もっと評価されるべき秀作
下ネタ満載なので、子供には見せられませんが、大人が見るの分には問題ない範囲です。笑いのセンスも良く、どんどんストーリーに引き込まれます。社会から少しはみ出た登場人物に、どこか共感できるところもあり、寛容さとか、責任感など、実生活にも反映できそうなヒントがあるように思いました。ただ、その辺のB級映画っぽいタイトルつけかたに愛を感じられない。このタイトル見て、映画館で見ようと思うか疑問です。せっかく良い映画なのに、もう少しひねってほしかった。
★★★★★ ハートウォーミング♪
エロコメのようでいて不思議と心温まるなかなかいい作品です。女優が映画のどのシーンで脱いでいるかを紹介するという(笑)なんともどーしょもないサイトを運営している…言わば負け組み代表が、酔った勢いである女性と一夜を共にし命中(妊娠)させてしまうという…まぁタイトル通りですね。女優さんどっかで観たよなぁと思ったら、『幸せになるための27のドレス』で主演のキャサリン・ハイグル。『27のドレス』では魅力もなくイマイチな印象でしたが、こちらの方が好演してると思います。妊娠させてからのストーリーがなかなか良く、献身的に夫&父になろうとする主人公がなんだか微笑ましいです。ラストもハッピーエンドで気持ちのいい作品です。人は変われる、為せば成る、そんな思いにさせてくれます。
★★★★☆ テーマが良いです。
前半は下ネタが多くどうなることかと心配したが、その前半からは想像できないほど終盤に向けて美しいストーリーになります。序盤では「これは買って失敗したな」と思いました。下品なB級アメリカンコメディだと感じました。しかし、せっかく買ったのだから最後まで見ました。そうしたら何と!これは人生の真理を突く哲学的な映画ではないか!結婚して家庭をもったらからと言って決して幸せになるわけではありません。経済的負担も増えますし、家族についての心配事も増えます。しかし、愛する身近な人の笑顔を見たいために、わざわざ面倒くさい選択をするんですね。人間の面白いところです。そんな当たり前の真理をさりげなく見せてくれます。しかしこの邦題何とかならないものでしょうか。アマゾンだから買えますが、一般の店頭ではちょっとひきますね。
★★★☆☆ サイテーと言われても・・・
ご贔屓のキャサリン・ハイグルに、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』という映画がある。かなり下品だが、よ~く見ていると、それだけではない小佳作だった。まあ、この主人公などは、サイテ―男といわれても仕方ないでしょう。最近、年取ってからの娘くらいの若~い女性から、サイテ―と言われる。待て~。彼女でもないのに、よくそんなことが言えたものだなぁ。しばし、なにをやらかしたのかと。。。自省する。下ネタは大好きだが、女性の前ではしない。しないが言いすぎなら、少なくとも連発はしない。王様ゲームなど、したことはない。どのような美人が傍にいたって、彼女じゃなければ、小指一本触れない。フム、ボクの存在自体がサイテ―というなら、さすがに、それは無礼である。最近、街を歩いていると、ここは何処?と思うくらいの若いイケメン男に出逢う。たしかに、鋭角的な目鼻立ちで、外国人のように整った顔立ちだ。背も高く、身のこなしも、お若いくせに、なにやら垢抜けている。スマートな体型で、アクセサリーや香水などもバッチリだ。なんだかなぁ。モデルのような感じの男の子が増えた。ああ、ワタクシの若い時など、これに較べると、ダサッ!ダサダサ! 何これ!の状態であったなぁ。服を着替えるのも面倒で、着たきりすずめだったから、きっと匂ってたかもしれない。当時の女の人たちは、みなやさしくて、心の中に、しまっておいてくれたのだろう。でもね、男はいくつになっても、たとえ還暦過ぎたって、案外、デリケートなのだ。サイテ―といわれ、な~んか、高田純次の気持ちが、グサッと突き刺さるように、わかった気がした。もっとも、彼は商売でそれをしているだけですけれどね。ブサイクなワタクシは、若いころも、当然、ブサイクなままで、高校のころ、無い知恵を絞って、雰囲気イケメンを目指す。純文学などを読み、デカダン(ス)文学のフレーズなど暗記して、雰囲気のどこかに影ができるとよいなぁ。。。な~んて真剣に思ったもんだ。けれど、それって、疲れるんだよね。やっぱ、人間は素直が一番なのだと気づく。結局、B級娯楽映画一辺倒に落ち着いた。
作品の詳細
作品名:無ケーカクの命中男/ノックトアップ |
原作名:Knocked Up |
監督:ジャド・アパトー |
脚本:ジャド・アパトー |
公開:アメリカ 2007年6月1日、日本 2008年12月20日 |
上映時間:129分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:2億1900万ドル |
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