ドラマ

早熟のアイオワ

ジェニファー・ローレンス×クロエ・グレース・モレッツ ハリウッド注目の二大若手女優の原点がここに! !

91年『ハートブルー』で注目を浴び、その後『プリティ・リーグ』、『タンク・ガール』などの話題作にも出演した女優ロリ・ペティが、自ら監督・脚本を手がけた自叙伝的映画。R15+

出演:1976年、アイオワ州のカウンシルブラフス。この何もない小さな町で暮らす14歳のアグネス(ジェニファー・ローレンス)。売春婦の母親サラ(セルマ・ブレア)と、幼い妹ビー(ソフィア・ベアリー)とキャミー(クロエ・グレース・モレッツ)と暮らす家は、`ポーカー・ハウス’と呼ばれている。その家には、夜になるとドラッグディーラーや不法居住者たちが、ポーカー賭博やセックス目的でやってくる。夢も希望も持てないような環境に絶望しながらも、自らと妹たちを守るため、必死に生きようとするアグネス。そんなアグネスに早く身体で稼ぐようにと、売春を強要するサラ。行き場のないアグネスは、記者のアルバイトやバスケットボールで自分の可能性に希望を見出そうとする。しかし、更なる過酷な事件が彼女を襲う・・・。

出演:ジェニファー・ローレンス、クロエ・グレース・モレッツ、ソフィア・ベアリー、ボキーム・ウッドバイン、セルマ・ブレア、デヴィッド・アラン・グリア、ダニエル・キャンベル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★酒にドラッグ、ギャンブルに売春、、、貧民街の大人の暗闇に、懸命に明るく生きようとする3姉妹。

やっとプライムで観られるようになりました!酒にドラッグ、ギャンブルに売春、、、貧民街の大人の暗闇に、懸命に明るく瞬く光が散りばめられた名作です。淡々と描かれた貧民街の暮らし、しかし大人も子供の白人も黒人も、皆貧しいが、相手を知り、理解し、助け合っている姿が淡々と描かれているように思う。描かれるキャラクターの個性も秀逸だが、みんなお互いをリスペクトしていることがわかる。差別が見当たらないのだ。しかし、親子関係は最悪。子供達は自立を求められ生活費を稼ぎ、だからこそ、大人たちとも対等に軽妙に言葉を交わしている。主人公は3姉妹の長女として、厳しい表情で母親、そして周りの大人たちと関わっているが、バスルームで泣きじゃくり母に慰めてもらおうと手を伸ばした、一瞬だけ子供の表情を見せた。母親もその一瞬、母の顔を見せるが・・・若いジェニファー・ローレンスの演技が凄いが、演出・脚本、カメラワークなど全体に無駄がないというか隙がない。派手に展開しないが、それだけ沢山の伝えたいことが含まれているように思える。最近観た映画では、日本の「万引き家族」を思い出したが、私はこの映画の方がはるかに好きだ。

★★★★★  これをずっと観たかった

ネットかどこかで観て以来ずっとこの映画が忘れられなかったので購入。この映画の女監督の少女期の自伝映画です。自分はこれでジェニファー・ローレンスファンになったような。弱き妹を守る自己犠牲的な姉役をやらせたらピカイチ。ラストシーンで三姉妹でain’t no mountain high enoughを車の中で元気に歌います。特に天真爛漫のクロエ・モレッツがとても可愛い。歌詞は「君の元に駆けつけるのに高すぎる山なんてない、深すぎる谷なんてない、広すぎる川なんてないよ」って感じで天使にラブソングをのEDでも使われてる昔の名曲。このラストシーンだけでも観る価値ある。というかこれを観たかった。

★★★★☆ 原題のままのほうがいいのに

いやあ、芸達者揃いで見ごたえありました。ヒロインにとって、自らの人生のスタート地点である1日を描いた映画ですがこの家族の日常はどの1日を切り取ってもそのまま作品になりそう。近年の日本にも芸達者な子役で涙を誘うようなドラマがよくありその影響で一瞬先入観を持ちましたが、そんな学芸会レベルのものとはリアリティが比較にならない。★一つマイナスなのはわざわざ意味不明な邦題つけてるから全然この映画の本質を伝えてなくてこれじゃあおませな甘っちょろいガキの話みたいだ。原題の「The Porker House」を改悪するなんて実話に基づくことを考えたら作者に失礼です。

★★★★☆  ジェニファー・ローレンスが良い

女優でもあるロリ・ペティ監督自身の自伝的ストーリー、2008年の作品。売春婦の母親に、自身も売春することをすすめられる14歳のアグネスを、当時10代後半のジェニファー・ローレンスが演じています。もうひどすぎます、我が家が売春宿という悪環境。そしてアグネスを待ち受けていた、悲痛な出来事ーあまりにもつらくて、目をそむけたくなりました。人間てなんて愚かなことをするんだろう、とはらわた煮えくりかえる思いです。ジェニファー・ローレンスが良い。踏みにじられ、そこから静かに奮起する様に、ただならぬ迫力を感じます。ノーメイクに近いような感じで、ふと日本人ぽい顔立ちにもみえ、不思議な存在感です。

★★★☆☆ わっかんねぇ~

自叙伝という事なんで、仕方のない事かもしれないけど、作者が何を見せたくて、視聴者は何を楽しんだらいいのかがわかりません。物語は主人公の、貧困だった少女時代の日常と生活を描いているのですが、日本でもかなり格差が広がって、そういうのは目にする機会も多いから、今ではもう特別なことではないんだよなぁと。ただ、小っちゃいクロエ・モレッツ可愛いし。普通にワンハンドシュート決めれるし、すげーと思いました。そこが見所と言えば、見どころですかね。

★★☆☆☆ 監督が素人

2008年。日本公開は2014年。 監督・脚本は女優のロリ・ペティで、自伝的内容らしい。家で売春婦の母親が、黒人のヒモに客を取らされてる最悪な家庭で生きる3姉妹の物語。当時18歳ぐらいのジェニファー・ローレンスと、10歳ぐらいのクロエ・グレース・モレッツが出演してます。どちらもさすがの演技力。 クロエさんは10歳にしてかなり露出してたりして、色んな意味でヤバいです。独りよがりな展開が多くて退屈だし、無意味なんじゃないかというシーンも多い。この環境から自力で脱出して女優になった監督は立派だと思うが、妹2人がどうなったかも教えてほしい。監督やるには明らかに力不足だと思います。

作品の詳細

作品名:早熟のアイオワ
原作名:The Poker House
監督:ロリ・ペティ
脚本:ロリ・ペティ、デヴィッド・アラン・グリア
公開:アメリカ 2009年7月17日、日本 2014年2月22日
上映時間:94分
制作国:アメリカ
製作費:1000万ドル
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