ドラマ

いつか晴れた日に

慎み深く現実的な姉と、自由奔放に夢を追う妹。正反対の姉妹が、それぞれ巡り合った真実の愛 

ストーリー:舞台は19世紀のイギリス。父を亡くしたダッシュウッド姉妹は、住んでいた屋敷を追われ,母親と幼い妹と共に、小さなコテージに移り住んだ。姉エリノアの心には、純朴な青年エドワードへの慕情が秘められていた。一方、妹マリアンヌは歳の離れたブランドン大佐に思いを寄せられていたが、当の本人はウィロビーに夢中で・・・。

出演:エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、ジェマ・ジョーンズ、トム・ウィルキンソン、ヒュー・ローリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 大好きです

何度見ても感動です。それぞれの人々の心をうまく表現していて俳優陣もこれ以上はまり役の方々はいないという感想です。

★★★★★ アラン・リックマン素敵

アラン・リックマン演じる大佐が不器用で寡黙なんだけど、本当に深く愛してくれてるんだなと感じる。それにエマ・トンプソンがきれい。まぁ、彼女は今も磨きがかかってきれいだけどな。

★★★★★ イギリスの田舎の風景とセリフに酔う

映像のうつくしさは言うまでもなく、セリフが実にいい作品だ。ただし、日本語の字幕だけではその味はわからない。主役のエマ・トンプソンが担当したという脚本は、ともすると冗長なジェーン・オースティンの原作を簡潔に、しかも映像向きに巧みにアレンジしていて感服してしまった。ハイソサエティで使う凝った英語なので耳で聴いただけではあまり理解できなかったが、スクリプトを読んで「なるほど!」と納得する箇所が多々あった。また、この純粋にイギリス的な映画が、台湾出身のAng Lee監督の手になったというのも興味深い。

★★★★★ 家族で見れる作品!

オースティン作品の良いところは、本当に「老若男女とわず、家族で見ていてオッケー」であるところだ。恋愛がモチーフであるのに、刺激的な性のシーンは一切なく、暴力的描写もまったくない。さらに“日常”にある世界を体現し、男性も女性も品性をもちながら「人付き合い」している。物語がすすむにつれ、ドキドキそわそわさせながらも、おせっかいなおばちゃん軍団や、彼女たちに知りにしかれがちな中年男性軍の存在が圧巻♪ そして、若く逞しいジェントルマンと可憐なレディたちも見ていて心和む。(だからといって「良い人」ばかりでないところも、オースティンの人間観察の妙なのだ)あらゆる年代層を巧みに登場させ、それぞれ個性的な存在感と台詞をあたえておきながら、「人間」が起こす悲喜劇のありのままを見せてくれる。昔レンタルで借りてきていたら、いつの間にか留守中に家族そろって夕食中に見ていたのだな。“女の作品”と思われがちだが、父親が「面白かった!」と連呼していたのが印象的。オースティン、かくあるべしっ!

★★★★☆ 古き良きイギリスの風景や人の生き方

全編に「イギリス」を感じさせてくれます。それもとくに19世紀末の貴族の生活。父が亡くなり、頼る人がいなくなった母と姉妹・・・田舎の「コテージ」に引っ込むことに。しかし「コテージ」というのが日本の感覚では、やはりお屋敷です・・・恋愛アリ、裏切りあり、奔放な真ん中の妹、耐えることが身についている姉・・・なんとなくイギリスって日本の「しっとりした」あるいは「湿った」感情に似ているような。アメリカ映画だと全く違いますからね。いまノーベル賞でカズオイシグロが注目されていますが、ここでもそれと似た雰囲気を味わいました。

作品の詳細

作品名:いつか晴れた日に
原作名:Sense and Sensibility
監督:アン・リー
脚本:エマ・トンプソン
原作:ジェーン・オースティン『分別と多感』
公開:アメリカ 1995年12月13日、日本 1996年6月1日
上映時間:136分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:1600万ドル
興行収入:1億3400万ドル
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