警察の狂気vsマフィアの凶悪
最悪の警察コード〔999〕(トリプルナイン)、それは大都会が10分間だけ無法地帯(カオス)と化す、破壊の暗号
研ぎすまされたリアリズムと極限のテンションがみなぎる映像世界は『フレンチ・コネクション』『ヒート』といった名作を彷彿とさせ、警察権力の腐敗や裏切りのドラマ、冷酷非情なバイオレンス描写に息をのまずにいられない。
ストーリー:武装グループのリーダー、マイケル(キウェテル・イジョフォー)は、警戒厳重な国土安全保護省の施設を襲うという実行不可能な強盗に挑むため、ある計画を練り上げる。それは警官が撃たれたことを意味する緊急コード(トリプル9)を発動させ、アトランタ市警の機能を10分間完全停止させる作戦だった。しかし、標的となった実直な警官クリス(ケイシー・アフレック)、重大犯罪課の刑事アレン(ウディ・ハレルソン)、そしてロシアン・マフィアを巻き込んだその犯罪計画は、マイケルの一味の内部対立や裏切りも絡み、想定外の事態へと発展する・・・。
出演:ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、アンソニー・マッキー、アーロン・ポール、クリフトン・コリンズ・Jr、ノーマン・リーダス、テリーサ・パーマー、ガル・ガドット、ウディ・ハレルソン、ケイト・ウィンスレット
★★★★★ 良かった
連続のアクションシーンはないが、丁寧なつくりでリアリティがある。
★★★★★ 刑事ドラマの最終回のような映画
最後までどうなるか、誰が生き残るか、という展開がよい。強盗集団の内輪もめだけの話かと思いきや、犯罪に手を染める刑事と職務に忠実な刑事との闘いとなる。それにロシアンマフィアやストリートギャングなどが絡み、銃撃戦の嵐である。ただ、好みの問題であるが、この手の犯罪ストーリーならテレビの連続ドラマでもいいような印象が残る。短時間で共感や感動を呼び起こす要素が少ないのが珠に傷で、犯罪者が中心で描かれている内容では、そこが難しいのだと思う。
★★★☆☆ 秀作
緊張感、脚本、俳優、なかなかの出来映えのクライムサスペンスだと思います。個人的な好みとしては、もう少し上をいくギリギリな緊張感があれば最高だと思います。
作品の詳細
作品名:トリプル9 裏切りのコード |
原作名:Triple 9 |
監督:ジョン・ヒルコート |
脚本:マット・クック |
公開:アメリカ 2016年2月26日、日本 2016年6月18日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:2300万ドル |
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