禁断の愛は、やがて国をも動かす壮大なパワーを生み出した
ストーリー:寄宿学校生活を終えて故郷に帰ってきたブランカ(ウィノナ・ライダー)は、保守派の議員である父に隠れて、急進派のリーダー、ペドロ(アントニオ・バンデラス)と密会を重ねる。やがてペドロはブランカの父と真っ向から対立するが、母クララ(メリル・ストリープ)は2人を温かく見守る。
出演:ウィノナ・ライダー、アントニオ・バンデラス、メリル・ストリープ、グレン・クローズ、ジェレミー・アイアンズ、マリア・コンチータ・アロンゾ、ヴィンセント・ギャロ
★★★★★ 軍事政権とはこんなにも恐ろしい
多くの南米では米国の指示援助を受けクーデターが起こされ、自由と民主主義が弾圧されました。そんな中でもカナダは人権擁護を掲げたくさんの人々を助けました。自分のことばかり考えている保守主義の人間が、大きな反動勢力に飲み込まれ、気づいた時には家族や自分の愛いする人々に悲しがもたらされてしまいました。詳しいことは書きません。是非見てください。
★★★★☆ 原作本読みたいかも
原作を読んでないのだが、ずいぶんはしょった感はある、映画だけだと、クララの子供時代の超能力の話はあってもなくても、話全体に関係あったのか、伝わってこない。メリル・ストリープは何演じても上手いなー。選択制緘黙症の役だったのか?ウィノナライダーが派手に拷問されるシーンがあったが、南米で政治がらみで捕まったら、もっとおぞましいことになってるはずなのになぁ。
★★★☆☆ 救いようがないけど憎みきれない頑固親父が印象的でした。
亭主関白全開の古風な頑固親父と、霊感のある母。その間に生まれたピュアな娘と、彼女と愛し合う身分の違う男。刻々と変化する時代に翻弄されながらも、それぞれの信念に従った生き方を貫こうとするたくましさには、敬服すべきところがあるかも。例のスキャンダル後に観たので、ウィノナのピュア娘役は素直に受け入れ難かったけど、作品としての完成度は高いので、「家族ものが観たい!」と思っている人はどうぞ。
作品の詳細
作品名:愛と精霊の家 |
原作名:The House of The Spirits |
監督:ビレ・アウグスト |
脚本:ビレ・アウグスト |
原作:イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』 |
公開:アメリカ 1994年4月1日、日本 1994年5月14日 |
上映時間:139分 |
制作国:ドイツ、デンマーク、ポルトガル |
製作費:4000万ドル |
興行収入:600万ドル |
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