スリラー

ドラキュラ

永遠の神話“ドラキュラ伝説”巨匠フランシス・F・コッポラ監督がかつてないスケールで描く壮大なゴシック・ロマン

ストーリー:400年の時を彷徨い、永遠の愛を求め続ける哀しき男。最愛の女性を失い、神への復讐を誓ったドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)と、自殺した伯爵夫人と生き写しのミナ(ウィノナ・ライダー)との出会い。そして、ドラキュラ・ハンター、ヘルシング教授(アンソニー・ホプキンス)の登場!婚約者ジョナサン(キアヌ・リーブス)がいるにもかかわらず、愛し合ってしまったミナと伯爵の愛の行方は?

出演:ウィノナ・ライダー、ゲイリー・オールドマン、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブス、リチャード・E・グラント、モニカ・ベルッチ、ビリー・キャンベル、トム・ウェイツ、サディ・フロスト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ドラキュラ映画の最高峰

懐かしいけど色あせない面白さ。決して色あせない映画愛に満ちた王道傑作。今となっては公開後20年以上経過しており、廉価版BRも出ている本作ですが、特典映像の多さで購入しました。若い頃は理解できてなかったコッポラ監督のこだわりと映画遺産的な価値が理解できて、もっとこの映画が好きになりました。原作以上にドラキュラ伯爵の内面を描いているし「愛」と「救済」という深いテーマを軸としてあらゆる娯楽要素も満載。まさにメガ盛り級です。これを超えるドラキュラ映画は出ないと思います。

★★★★★ お気に入りのドラキュラ…

お気に入りのドラキュラ映画です。監督キャストも豪華で納得です。更に石岡さんデザインの衣装が素晴らしく大好きです。

★★★★★ 怪演のオールドマン

映像、音楽、衣装、キャストなど、そのどれをとってもただただ「素晴らしい」のひと言で、まるで大きな劇場で演じられる壮大な舞台芸術を見ているような気分になる作品です。この作品の中でとくに目をひくのは、さまざまな「美しさ」でしょう。舞台装置、衣装、音楽はもちろんのこと、メークアップアートに至るまで、あらゆる美術が楽しめます。とくにドラキュラ伯爵の衣装とメークアップは見事というしかありません。「美しい」といえば、ミナを演じるウィノナ・ライダーの愛らしい美しさが際立っています。衣装の美しさに負けていないところがさすがですね。また、イギリス英語がうまくしゃべれなくて見ていて気の毒になるほどではあったものの、キアヌ・リーヴスの存在はこの作品には欠かせない要素です。なぜなら、ウィノナ・ライダーの美しさと対等に渡り合える美しい男優(?)が、この作品にはどうしても必要だからです。アンソニー・ホプキンス、ゲイリー・オールドマンは確かに名優ですが、この映画の命ともいえる「美しさ」をトータルで考えた場合、いささか役不足でしょう。この映画を見ていて一番面白いと感じたのは、役者たちの演技と言い回しです。これは監督の指示なのか、全員がわざと芝居じみた(芝居なのですが)演技をしているように思えてなりません。なにか、映画というより舞台演劇を見ているように感じるのはそのせいでしょうか。しかし、なにより印象的なのは、ゲイリー・オールドマンの演技の凄さです。熱演というより、妖演、怪演と言ったほうがいいでしょう。訛りのある英語や巧みな発声の使い分けなど、それだけに注目して見ても面白いのではないでしょうか。

★★★★☆ ドラキュラ映画好きに

昔、VHSの物をもっていましたが、再生機も既にもってないので、再購入しました。吸血鬼映画は色々見ましたが、今でも一番好きです。映像が古いのと、ゲイリーオールドマンの不気味な演技力がより恐怖さを感じさせます。

★★★★☆ ルーマニアにおけるヴラド・ツェペシュ像に忠実

「ドラキュラ」という虚像が一人歩きしているヴラド・ツェペシュですが、ルーマニアでは偉大な君主として語り継がれています。残虐なイメージはツェペシュと敵対していたトルコ帝国やハンガリーのプロパガンダの要素が大きく、ストーカーの作り出した「ドラキュラ」像は地元におけるそれとは完全に乖離してしまっています。コッポラ監督によるこの「ドラキュラ」は、ホラー映画としてみると賛否両論ありましょうが、名君主ヴラド・ツェペシュと怪物ドラキュラを再度融合しようとする試みとして評価に値すると思います。「本来名君であったのに、いつのまにか怪物にされてしまった一人の男の悲劇」というメタ的な解釈も可能です。

★★★★☆ 当時映画館で見ました

久々に見たくなり購入しました。 ゲイリー・オールドマンの演技が見事ですね。 ウィノナもキアヌも若くて見ていて懐かしくなりました。 ホラーを期待したら×ですよラブストーリーです。

作品の詳細

作品名:ドラキュラ
原作名:Bram Stoker’s Dracula
監督:フランシス・フォード・コッポラ
原作名:ジェイムズ・V・ハート
原作:ブラム・ストーカー『ドラキュラ』
公開:アメリカ 1992年11月13日、日本 1992年12月19日
上映時間:128分
制作国:アメリカ、イギリス、ルーマニア
製作費:4000万ドル
興行収入:2億1500万ドル
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