アクション

ボーダー

息詰まる緊迫感の中、白熱の演技対決が展開される、男と男の演技という名の真剣勝負を見逃すな!

ストーリー:20年以上、コンビを組んできた、N.Y市警のベテラン刑事、ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)は、共に社会の闇に潜む犯罪者を捕らえてきた。お互いの全てを知り尽くしたパートナーとして固い絆で結ばれていた2人。ある日、連続殺人事件が発生。そして捜査をしていくうちに、全ての証拠がタークの犯行を示していた・・・。汚名を晴らすため、捜査にのめり込む2人。しかし、その先には彼らの運命を大きく変える驚愕の真実が待ち受けていた・・・。

出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、50セント、カーラ・グギノ、ジョン・レグイザモ、メリッサ・レオ、ドニー・ウォールバーグ、トリルビー・グローヴァー、ブライアン・デネヒー、アラン・ブルーメンフェルド、アジェイ・ナイデュ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 2人の・・・

兎に角主役の二人が格好良い!映像、ストーリー云々と言われるようだが、この二人の醸し出す世界を楽しむなら文句なくお勧め。

★★★★★ やっぱりすごい

パチーノとデ・ニーロ、12年ぶりの共演作。アメリカでも前評判はあまり良くなかった。確かに、70歳近い2大スターがヒラの刑事を演じ、さらに若い刑事に交じって筋トレをするシーンなど、突っ込みどころは満載である。しかし、それでもなお、クライマックスのどんでん返しは素晴らしい。超えてはならない人生の一線(ボーダー)。分かり合っていたはずの仲間とはどこで「正義」を違えてしまったのか。『ヒート』では、2人はずっと別々の人生をたどり、最後に巡り会った。『ボーダー』では、2人はずっと同じ人生をたどり、最後にすれ違った。いや、すれ違ったのではないかもしれない。ついに2人はお互いを真に理解したのだ。飄々としたパチーノの表情、実直なデニーロの演技。やっぱりこの人たちはすごい。

★★★★☆ ボーダー[DVD]

2大俳優が、だいぶ老けてはいたものの、キレのあるアクションで、かっこよかったです。

★★★★☆ シブ・カッコよさがみたかった。

”正義”という名のもとに、法を免れ社会的に許されるべきではない犯罪者のみを狙う連続殺人事件が発生し、その真相に迫るドラマです。このドラマのコンテンツには、ボーダーラインを超えてしまった行き過ぎの正義に対して、ある種の問題提起として一石を投じているところがあります。法を免れた凶悪犯をみずみず野放しにしておくのかというところ、一方では、私的制裁ではなく、真理の法で裁くことの意義だと思います。そういった意味では内容が深いのですが、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノという大物俳優を主演としたドラマの割には、もの静かな語り口調のシナリオで、現役引退まがいのイマイチしょぼい役回りのような感じがします。せっかく二人が揃ったのなら、ハリウッドならではのドでかい辣腕ぶりを見せてほしかったと思います。ラストでのどんでん返しには見る目を疑うような仕掛けはあるものの、全般的にアクティブなもっと派手さか、もしくはシブさが光る演技が観たかったですね。

★★★☆☆ 最低限の整合性とリアリティが欲しい

2大スターが肩を並べる作品は人件費の問題ですでに製作費がかさみ、しわ寄せがくるのは自明の理だ。監督の凡庸さと脚本のお粗末さがそれに拍車をかけており出来栄えとしてはもったいない内容だ。もちろんデ・ニーロとパチーノのそれぞれの演技は手堅くミスリードを図る脚本でも、2人の演技を観ていれば結末がわかってしまうのはさすがというか、役者のささやかな抵抗なのか。細かいところまで神経が行き届く職人芸は楽しめる。脚本次第で『化ける』ことも出来た映画だと思うが、仕事として映画を作るとこうなったという典型的作品なのが残念。

作品の詳細

作品名:ボーダー
原作名:Righteous Kill
監督:ジョン・アヴネット
脚本:ラッセル・ジェウィルス
公開:アメリカ 2008年9月12日、日本 2010年4月24日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:7800万ドル
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