恐怖映画への異常な愛にとりつかれたのは誰だ。
90年代ホラー映画の巨匠ウェス・クレイブン(『エルム街の悪夢』(84))が製作し、絶賛された本作は、観客を桁違いの恐怖に突き落とす!
ストーリー:絵のように美しい小さな町の住人たち(ドリュー・バリモア、コートニー・コックス、ネーヴ・キャンベル)が、恐怖映画に異常な愛情を注ぐ狡猾なサイコキラーに命を狙われる。この死神の仮面をかぶった殺人鬼はホラー映画を真似ながら、現実世界を恐怖に陥れる。その謎を解き明かしたとき、白日のもとにさらされる真実とは・・・。
出演:ネーヴ・キャンベル、デヴィッド・アークエット、コートニー・コックス、スキート・ウールリッチ、マシュー・リラード、ジェイミー・ケネディ、ドリュー・バリモア、ローズ・マッゴーワン、ケヴィン・パトリック・ウォールズ
★★★★★ さすがウェス・クレイヴン
ホラー好きな人が作ったんだな~と感心してしまう映画。しょっぱなから有名人が死んじゃうってのもびっくり(笑)いろんな謎(?)を最後でキュッとまとめちゃうのは見事です。誰が犯人かわかるかな?
★★★★★ めっちゃ面白かった
まだ見てなかったことに気付き、レビュー評も良かったので視聴。そしたら、久々にホラーの大ヒット作品に出会えました。ただのホラーだけじゃなく、犯人捜しまで出来るとは予想外の驚き。ホラー好きならたまらない台詞も沢山出てくるのも良かったです。
★★★★★ 新しいホラーのジャンルを作った傑作
ホラー映画に代表される楽しみ方の一つとして「犯人探し」「残酷描写」「クリーチャーデザイン(犯人の格好とか)」「バカ」などがあります。それら全てを程よいバランスで且つ昔のホラーを色々オマージュとして受け取りながらファンサービスも含めたホラー映画ファンの為の映画それが、スクリームです。(もう13年も前じゃねえか…)当時、高校生だった自分はこの作品が観たくて観たくて、試写会での盛り上がりなどもソレ系の雑誌で読み、いよいよ明後日公開!って時にこの映画は公開未定の延期になってしまい呆然としました。何ヶ月か待って、ようやく劇場で観た時はスピーディーなホラー展開と今まで何度もビデオで観たホラー映画のオマージュなどが作品で確認できて笑いながら怖い思いをして楽しめたのを覚えています。この作品の価値は最初の1回の為だけにあるとおもうのですが、2回目からは別の楽しみ方(どこがオマージュかなど)コメディとしてみても笑えるような出来で ながら作業で観ているだけでも結構楽しめます。「ねーよ!」とか突っ込んだりワハワハ笑って観れる不謹慎な映画かもしれませんが、元来ホラーってのはそういうもんだ。という監督のこだわりも見受けられる気がします。ホラー映画を観続けて、ハマってきた段階でこの作品にであうとこの映画の素晴らしさがより、一層判ると思います。全シリーズ好きですが、やはり1が1番好きであります。
★★★★☆ メタフィクション的な学園ホラー
「ムンクの叫び」のような顔の白マスクを被り、黒いマントに身を包む殺人鬼が、饒舌な語り口で70年代から80年代にヒットしたホラー映画を引き合いに出し、その手口を模倣して学生を次々と惨殺し、連続殺人を繰り広げてゆく。「SEXはご法度」、「一人行動は死亡率が急上昇」、「酒やドラッグは厳禁」、「死んだと思った殺人鬼に近づくと突然襲い掛かってくる」…etc。ホラー映画のお約束を劇中で登場人物が説明すると、本当にその通りになってしまい、死亡フラグを立てると、速攻で殺されるという状態が続く感覚が妙な心地よさ。『ハロウィン』や『13日の金曜日』等のスラッシャー・殺人鬼映画をモチーフにした、メタフィクション的な学園ホラー映画と言ったところ。また、学生を中心に登場人物の誰が真犯人なのか最後まで予測できない、という推理物としても面白く、ホラー入門編の形で観て頂けると良いと思います。
作品の詳細
作品名:スクリーム |
原作名:Scream |
監督:ウェス・クレイヴン |
脚本:ケヴィン・ウィリアムソン |
公開:アメリカ 1996年12月20日 |
上映時間:111分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:1億7300万ドル |
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