コメディー

イエスマン “YES”は人生のパスワード

もしも、全てに“YES”と答えたら?それは、今まで誰も気づかなかった幸せになる方法

人生は毎日がYESかNOかの選択の連続。面倒なことや厄介なことはできれば回避したいし、興味のないことや無理なことにはNOと言うのが賢明な選択・・・でも、もし、それらのすべてにYESと答えたとしたら?そんな、ある意味とんでもなく無謀なルールを自分に課して、本当に実践してみた人物が実在する。イギリス人のユーモア作家でテレビのパーソナリティも務めるダニー・ウォレスがその人。彼があらゆることにイエスと言い続けた7ヶ月間、一体何が起こったのか?彼の日々の顛末を綴った回顧録をもとに、あのジム・キャリーが、スーパーマンならぬ”イエスマン”に捨て身で挑んだポジティブ・エンターテイメント『イエスマン”YESは人生のパスワード”』。

ストーリー:主人公のカール(ジム・キャリー)は、面倒くさい相手からの電話にはいっさい出ず、友達からの誘いも何かと口実をつけては断わり、勤め先の銀行ではローンの申し込みのほとんどを却下する「NO」「いや」「パス」が基本の男。ところが、そん
な彼を見かねた友人に連れて行かれたセミナーで、「どんなことにもYESと答える」と強引に約束させられたことから事態は一変。”YES”というたったひとことが、カールの人生を激変させていく。どんなことでもNOと言ってしまえば、そこでおしまい。その先には、いいことも悪いことも起こらない。”YES”が運んでくるのは、出会わなかったはずの人、行かなかったはずの場所、殴られなくてもすんだ一発、生まれなかったはずのロマンス・・・etc。そこには思わぬ災難もあれば、もちろん最高のハッピーも!いろいろなことに後ろ向きになりがちなこんな時代、あたまからNOと決めてかかる前に、ひとつかふたつYESと言ってみるのもいいかもしれない。

出演:ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、リス・ダービー、ブラッドリー・クーパー、ジョン・マイケル・ヒギンズ、テレンス・スタンプ、ダニー・マスターソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 真面目すぎるあなたにオススメです。

真面目すぎて体調を壊した時に、映画でストレスを晴らそうと思っていたら、この映画のタイトルがピンときて、見ました。笑いあり、恋愛あり、涙あり。最後の最後まで楽しい映像でした。真面目な完璧主義な人(私がそうです)が見ると、心に刺さる良い言葉がたくさんあり、癒されて、楽観思考になります。「もっと人生を楽しみましょう!」と思えるようになります。実に良い映画です。

★★★★★ 主人公は最初から勝ち組だけど

それはこの物語のメッセージと相反しない。この物語は、「年収」とか「学歴」といった、肉体の外にある「装飾」が立派かどうかという話ではないんだ。本質はそこでなく、肉体の内部にある「精神力」を豊かにすることで、人生をハッピーにしていこうということ。主人公に”YES”を勧めた友人は、見るからにブルーカラーだったけど、彼はとても幸せそうでしょ?仮にこのブルーカラーの友人を主人公に物語を進めたとしても、楽しい映画が完成しただろう。減点方式の人生ではなく、加点方式で生きていくと楽しくなれるぞという、人生に対する処方箋なんだ。ちなみに、物語の終盤で語られているけど、この話は「全てにイエスと答えればオールオッケー」という話ではなく、何事も「イエス」から入ることで、新しい経験をしてそれは糧になるという、一種の哲学が含まれている。どんな境遇の誰であっても、このポジティブシンキングを身に着ければ幸せに逝けそう。そんな気分になる作品だった。

★★★☆☆ 良い映画だとおもいます。

見ていて感じたのは、なんでもかんでも「YES」という人生もダメで、時にはちゃんと「NO」と言える自分を確立しなければ、良い人間関係は築けないとおもいました。あと主人公が初めっから金持ち設定だったので、急にYESマンになっても周囲の人が良くしてくれてましたけど、貧乏人には全く通用しない世界観が満載ですので、ちょっとむかつきましたw。

作品の詳細

作品名:イエスマン“YES”は人生のパスワード
原作名:Yes Man
監督:ペイトン・リード
脚本:ニコラス・ストーラー、ジャレッド・ポール、アンドリュー・モーゲル
公開:アメリカ 2008年12月19日、日本 2009年3月20日
上映時間:104分
制作国:アメリカ
製作費:7000万ドル
興行収入:2億2300万ドル
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