サメ映画

MEG ザ・モンスター

悲鳴ごと飲み込まれる

人類は決して見つけてはならないものを、見つけてしまった。メガロドン、通称MEG・・・”それ”はかつて海を支配した、ジョーズの3倍以上大きな最恐の巨大ザメ。200万年前に実在した”それ”が絶滅した確たる証拠は今のところ見つかっていない。その恐るべきモンスターが海底の奥深くから、あなたのビーチまで浮上してきたとしたら・・・。『ワイルド・スピード』シリーズで無敵をアピールした”陸では敵なし”のジェイソン・ステイサムだが、子の敵には勝てそうにない。できるのは逃げることのみ。『ジュラシック・ワールド』を超えたスリルがここにある!

ストーリー:大陸から200キロ離れた海洋研究施設から、潜水した探査船が未知の海溝を発見。しかし、喜びもつかの間、船は未知の海域で消息を絶った。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、救助に向かった先で、生物学の常識を超えた”モンスター”=MEGと遭遇。しかし、その恐怖は単なる始まりに過ぎなかった。船を破壊し、研究施設を壊滅させたMEGは、陽光まばゆいビーチをも恐怖に陥れようとしている。ジョナス率いる海洋エキスパート・チームはこの危機をどう乗り切るのか?人類は、果たしてこの脅威から逃げ切ることができるのか!?

出演:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、ウィンストン・チャオ、クリフ・カーティス、オラフル・ダッリ・オラフソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 映画館でもみたけどもう一度見たくてついレンタルしました!

ジェイソン・ステイサムがまずかっこいい!ストーリー的にはベタな大きいサメの映画なのかなと思ったのですが、映画の残り1時間ほど残した段階で捕獲に成功。なんかあっさりした終わり方だな?と思ったもののそこから一瞬にして事態は急転。一度安心させてからの急展開でわくわくどきどきしました。アクション・シーンもとてもクオリティが高く、ホラー映画が苦手な方はこういった映画でぞくぞくするのはいかがでしょうか?

★★★★★ 割と面白かった

あまりにも低評価のため観るのを躊躇っていましたが、中だるみもなく割と面白かった。中国資本がどうとかチャイナクオリティだとか言っている人がいますが、面白けりゃなんだっていいよ。

★★★★★ 単純明快で面白かったです。

昔、ジョーズも劇場公開された時に観に行きましたが、同じようにドキドキ、ハラハラで観てて面白かったです。さすがにジェイソン ステイサムの格闘シーンはないですが、若い頃は水泳の飛び込み競技の選手だけあって、海での飛び込み方、泳ぎ方が綺麗で上手いです。細かいことや突っ込みどころはありますが100円で楽しめました。

★★★★☆ 安心安全のステイサム

広告が話題になったので見てみました。サメ映画と聞くとサメにひたすら蹂躙されるイメージがあり、とんでもない化け物感がありますが、この映画ではそれほど強くはなかった。大体のサメ映画はサメにかじられて手足がなくなることが多いですが、このサメは大きすぎてほとんど丸呑みなので、ただ大きい意外に怖さは特にありません。そして何と言っても主人公があのジェイソンステイサム。彼がいればどんな映画も怖くありません。死ぬのはサメのほうです。たぶんホラー映画でも死ぬのは幽霊の方です。動物系パニック映画に出演するのは本作が初めてだと言っていたのでこれからどんな活躍を見せるがステイサムには期待です。最後にジェイソンステイサムの評価になってしまいましたが、彼のファンなら見て損はないと思います。サメ映画を見たいなら他の作品のほうがおすすめかな?

★★★☆☆ あのサメ映画の傑作、ディープブルーを100点だとしたら、これは70点くらいですかねぇ

酷評されてるけど、ポンポン話は進むしそんなに悪くないじゃん?と思って最初は見てましたが……中盤から陳腐な人間ドラマを入れるのはやめて欲しかったです。酷評にも納得です。最初から最後までひたすら大暴れするモンスターを期待していたのに、なんだかサメは脇役で人間ドラマがメインって感じでした。仲間のために躊躇なく囮になって自ら死を選ぶ仲間。すでに危機は去ったのに、ほってはおけないと自分たちからモンスター退治に乗り出す主人公たち。全体的にノリが古臭いですね。よくある20年~30年くらい前のハリウッドアクション映画って感じです。せっかくのメガロドンという素材もあまり活かされていません。サメがほとんど海中にいるため、その巨大さがあまり上手く伝わらないんですよね。そういう点でディープブルーやジュラシックワールドの見せ方はやっぱり上手いなあと改めて感心させられました。とまあ厳しいこと言ってますが、後半でイモ洗い状態で有名な海水浴場にサメが乱入して無双するシーンはすごく良かったですね。ああいうのを期待して、この映画見たんですよ。逆にいえばあそこくらいしか見所が無い……。
すぐに終わってしまいましたが、ああいうシーンをメインでもっとやってくれたらサメ映画の傑作になったかもしれないと思うと残念です。結論としてそこまで悪くないです。世にたくさんあるクソサメ映画に比べたら、全然見られる出来です。過度な期待をしなければ普通に楽しめる作品だと思います。

★★☆☆☆ 決して「サメ映画」として見てはいけない

本作はチープなサメ映画が溢れる2010年代で、巨額の投資を受けて製作された映画です。当然、パッケージやポスターから良質なサメ映画を想像する方は多いでしょう。ですが悲しいかな、今作は世の中にサメ映画と同じくらいありふれた「モンスターパニック映画」でした。モンスターパニックとサメ映画との違いは何か?それは『緊迫感』の一言に尽きるでしょう。サメ映画の元祖「JAWS」や、90年代の最高傑作「ディープ・ブルー」もそうですし、「ロスト・バケーション」という日常の延長にあり得そうなサメ映画にでさえ、終始画面の中には観客を飽きさせない緊迫感が漂っています。
どこからサメが出るか。無力な人間はどう対処するのか。危機は去ったのか?これらを想像しながら見るサメ映画は、無味乾燥的な日常を過ごす私たちに最高の刺激を与えてくれます。ですが今作はひたすらにテンポが悪い。過去の名作のオマージュではないかというほどに、見飽きたシーンをふんだんに盛り込みながらも、要所で緊迫が失せてしまう。大きな弛緩と僅かな緊張を繰り返すこの感覚は、決してサメ映画とは言えません。ではこの感覚は何と表現すればいいだろう?
我々はこの映画を三十分も観る頃に気づくでしょう。ああ、これは「モンスターパニック映画」なのだな、と。気付いた途端、ステイサム一行とメガロドンの戦いが途端にチープな物に見えてしまいます。脚本の都合で動かされ、絶命し、大団円(のような何か)を見せつけられた後で突入する、軽快なポップソングを伴うエンドクレジットには呆れ果てます。
何より致命的なのが「モンスター映画」としても面白くないことです。金をかけた駄作という、B級映画マニアですらNGを叩き付けそうな映画が、この「MEG」です。斬新さも、(良い意味で)狂った展開も無い。見る側も作る側も金と時間の無駄遣いですね。終始格好いいステイサムの演技が見たいあなたに「だけ」オススメです。ここだけは太鼓判を押せる、この映画唯一の見所です。

作品の詳細

作品名:MEG ザ・モンスター
原作名:The Meg
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
公開:アメリカ  2018年8月10日、日本 2018年9月7日
上映時間:113分
制作国:アメリカ、中国
製作費:1億3000万ドル
興行収入:5億3000万ドル
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