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あなたは教えてくれた。愛する者のために、一人の戦士になることを・・・。

ストーリー：1805年、ヨーロッパ制服を狙うナポレオンの前に、多くの兵士の尊い命が犠牲となり、イギリス軍はその兵力を補うために、幼い少年たちまでも戦場に送らざるをえなかった。弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーら少年たちは、伝統的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)率いるサプライズ号に乗り込む。この艦の使命は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという、危険極まりない大追跡だった。攻撃力で圧倒的な優位に立つアケロン号と、荒れ狂う大海原を相手に、闘う術も知らない幼い少年たちはひたすらにジャック・オーブリー艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦うが・・・。

キャスト：ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ジェームズ・ダーシー、エドワード・ウッドオール、マックス・パーキス、マックス・ベニッツ、ビリー・ボイド、リー・イングルビー、ロバート・パフ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　帆船模型が好きだった人必見

私は子供の頃から大航海時代の帆船模型が大好きでしたが、模型を眺めるだけでは、その船がどんな人々によって支えられ、どんな航海をしていたのか、漠然としかイメージできませんでした。この映画は、そんな漠然とした憧れに、明快な答えを見せてくれます。帆船模型が好きだった人は必見です。

★★★★★　海洋活劇の勇

今まで見た海洋活劇の中では最高の作品です。古い映画では技術が貧弱でしたが、その時代の欲求不満が全てこの作品で解消した思いです。海賊映画などが好きな人なら必見ですよ。

★★★★☆　荒々しくも、夢と活気に溢れた大海

とにかく音響がすばらしいです。これは映画館で見たかったなーと痛感。荒れる波音や大砲の爆発音、船上で人と人とがぶつかり合う音が凄い。整った音響設備の中で見れば、それはとてつもない臨場感を味わえるでしょう。ラッセル・クロウが出演を引き受ける基準は、脚本を読んで“鳥肌”が立ったかどうかだそうです。この映画でも彼の力強い眼差しが印象的で、多くのクルー達をまとめる艦長役を存在感たっぷりに演じています。有無を言わせぬ迫力はさすが。その親友である軍医を演じるポール・ベタニーも、ラッセルとは好対照の抑えた演技が光っています。士官候補生のブレイクニーを初め、若い少年達の活躍もドラマを盛り上げる上で一役買っています。ただ登場人物が多いので、序盤にそれぞれの名前を覚えておかないと後で混乱してしまうかも。艦船の造形も厚みがあって、美しいです。夕日に染まる海を、白帆をたなびかせながら進む姿は鳥肌もの。ラストも決着をつけて終わるのではなく、活気溢れる冒険がまだまだ続くことを予感させて良かったです。ホームシアターが自宅にある方がうらやましいです！

★★★★☆　帆船時代を知るためのバイブル的作品

帆船時代の英国海軍艦艇に乗り組んだ男たちの生活が余すところなく表現されています。この手の小説（ボライソー・シリーズ、ホーンブロワー・シリーズ等）に描かれている、少し難しい専門用語なども、この作品を見れば一目瞭然、「百聞は一見にしかず」の思いを強くしました。主人公のジャック・オーブリー艦長の指揮の下で、過酷な艦上での生活を克服していくそれぞれの階級の男達。指揮や信頼というものの原点を見る思いです。この時代の歴史的背景や帆船時代の海軍などに関する知識が多少あれば良いのでしょうが、そのような知識が全くないにしても、十分に楽しめる戦争アクションものに仕上がっています。

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