アクション

ナショナル・トレジャー

ナショナル・トレジャーを手にする者、全能なる権力を手にする!

4000年の歴史を覆す、≪伝説の秘宝≫、その封印を解くカギはアメリカ独立宣言書に隠されていた

ストーリー:太古の昔より、その≪秘宝≫は常に≪至高の権力≫とともに存在した。紀元前2000年、エジプトのファラオの墓に。紀元70年、エルサレムのソロモンの神殿に。14世紀、フランスのテンプル騎士団のアジトに。1492年、コロンブスを乗せたサンタマリア号に。そして1521年、アステカの太陽のピラミッドに・・・。だが、幾多の戦乱を逃れ、フリーメイソンに守られてきたこの太古の≪秘宝≫は、1779年、独立戦争が激化するアメリカで忽然とその痕跡を絶った。2005年、伝説の≪秘宝≫を求めて闇の力が動き始めたとき、ひとりの男が立ち上がる!歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ。彼はついに『アメリカ合衆国独立宣言書』に謎を解く鍵があるという驚愕の真実をつかむ。歴史を覆す≪秘宝≫とは一体何なのか?そこに隠された驚くべき真実とは?≪秘宝≫を狙う巨大な敵とFBIの裏をかき、ベン・ゲイツの今世紀最高のトレジャー・ハントが始まる!

出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、ジョン・ヴォイト、ショーン・ビーン、ハーヴェイ・カイテル、クリストファー・プラマー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ すごく興味深いですよ

何回観ても面白いです。ヒントに次ぐヒントの連続と、考えられないような行動をとる所が非常に面白いです。ダビンチコードに「アクション」と「ちょっぴりコメディー」が織り込まれているような感じです。DVDを購入するまでもないくらい観ましたが、結局購入してしまいました。皆さんにもお勧めです。

★★★★★ ワクワクする映画

現実の社会を舞台とした宝へのオリエンテーリング。話を聞くだけで心が躍ります。『インディー・ジョーンズ』もお宝探しで楽しかったですが、これはまた違った楽しさです。言うなれば、「ピタゴラスイッチ」や「ドミノ倒し」のような流れる展開と驚きの仕掛けを楽しむものです。また、序盤では『ホーム・アローン』や『ミッション・インポッシブル』、または『ルパン三世』のような自作カラクリを用いた争奪戦を楽しめます。ニコラス・ケイジは歴史ヲタを好演しているし、脚本のジョークはいちいち小気味いいし、映像以外にもいろいろとおもしろいです。自分の中の少年魂を大いに刺激してくれる夢のような映画でした。

★★★★☆ ナショナル・トレジャー

ニコラス・ケイジはあまり好きな俳優ではなかったが、この映画ではなかなかはまっていた。あのどう見ても頭がいいようには見えない顔だが、その分ふてぶてしくものごとに動じない神経の強さがよくでていた。宝探しを、どこかよくわからないジャングルや砂漠のなかでやるのではなく、ニューヨークとワシントンのど真ん中でやるというのもおもしろい。しかもその宝が金銀財宝というのではなく、人類の文化遺産だったというのもおもしろい。ラストのその膨大な宝が、たいまつの火に次々と暗闇の中から照らし出されるシーンは圧巻である。フリーメイソンの知識がないと、どの部分をどの程度うまくもじっているのかわりにくい点もあるが、話としてとてもよくできている。独立宣言書をふたりがまったく正反対な方法で同じ時間に盗み出そうとして鉢合わせするといったところとか、よく考えられた脚本である。

★★★★☆ オトナの冒険、堪能できます

宝探しの安易な企画映画・・と思いきや!「お、おもしろいい!」ジェリー・ブラッカイマーは、ほんと、あなどれないです。単なる宝探しの話がメインでなく、史実に基づいた部分、つまり、ファクトと冒険フィクションを、かなりうまく融合させとっても夢のある映画に仕立て上げています。娯楽映画としては、傑作。お奨めです。ニコラス・ケイジ(ベンジャミン(ベン)・ゲイツ)が、好奇心や冒険心を失わない、童心を持ったオトナをうまく演じていて感心します。さらに、意外にも、大物役者が多数登場。これもうれしい。ジョン・ボイド(主人公の父親)、FBI刑事にハーヴェイ・カイテル。敵役ですが、極悪非道でなく、熱意を持った宝探し人にショーン・ビーン、これもいいです。考古学者のダイアン・クルーガーはとっても美人。とにかく、宝そのものよりも、宝のありかにまつわる歴史的な経緯と、ベンジャミン・フランクリンの発明による、ガジェットをふんだんに使った、アイデア満載、宝の在処をさぐる、攻防。往年のハリウッド映画を彷彿とさせる、ワクワク、ドキドキのおもしろい作品で、時間を忘れて堪能できます。

★★★★☆ トレジャー・ハントの面白さ

この圧倒的なスピード感は何だろう。アメリカ合衆国独立宣言書から始まる謎解きとトレジャー・ハントの面白さ。観る者を物語に食らいつかせて放さない、まさにジェットコースター・ムービーである。ニコラス・ケイジは博覧強記の歴史学者にしてトレジャー・ハンターという、まるで現代のインディ・ジョーンズのような役どころを楽しそうに演じている。コンピューターに精通した相棒や成り行き上行動を共にすることになった女性歴史学者との掛け合いも好調。悪役もまさに「私、悪役してます」といった感じでいい。本作の監督であるジョン・タートルトーブは、『クール・ランニング』というスポーツ・コメディの名作をものにしているが、まさか本作のようなアドベンチャー映画も手掛けられるとは思わなかった。さすが職人監督である。

作品の詳細

作品名:ナショナル・トレジャー
原作名:National Treasure
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ジム・カウフ、コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
公開:アメリカ 2004年11月19日、日本 2005年3月19日
上映時間:131分
制作国:アメリカ
製作費:1億ドル
興行収入:3億4700万ドル
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