スリラー

英雄の条件

アメリカが誇る英雄は、血に染まっていたのか?

トミー・リー・ジョーンズ、サミュエル・L.ジャクソンが競演した戦争裁判ドラマ

ストーリー:   北アフリカ・イエメンのアメリカ大使館が暴徒に包囲され、米海兵軍チルダース少佐(サミュエル・L・ジャクソン)が大使一家の救出にあたった。しかしその際、一般市民に83名の死者を出したことから、彼は軍事裁判にかけられてしまう。チルダースの弁護を担当するのは、かつてのヴェトナム戦争時代の戦友ホッジス大佐(トミー・リー・ジョーンズ)。しかし裁判は彼に不利な証拠しか集まらず・・・。

出演:サミュエル・L・ジャクソン、トミー・リー・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ベン・キングズレー、ブルース・グリーンウッド、アン・アーチャー、ブレア・アンダーウッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ スリリングな軍事法廷劇

中東イエメンで起こった米大使館への抗議デモ・・・、米政府はチルダーズ大佐率いる海兵隊に大使一家救出を要請。暴徒と化した民衆へ大佐は発砲を命令、百数十人の死傷者を出した・・・。この事件を基に軍事法廷劇が展開していきますが、これが非常にスリリングで見応えがあります。物語の鍵は民衆が武器を持っていたのか?海兵隊は民衆から攻撃されたのか?という点で、法廷ではこの事柄が争点となります。劇中、S・L・ジャクソン演じるチルダーズ大佐の「これが有罪なら、30年間の戦い全てが有罪だ」という台詞が、彼の国家への忠誠がどれほどのものかを表し、心に残ります。米国での公開時、「人種差別をここまで露骨に表現した映画はない」と中東の国々からは散々だったようですが、そういったことを抜きに観ても、軍事裁判、法廷劇としては非常によい出来の作品だと感じました。

★★★★★☆ これぞ男!正義と友情のストーリー!

世に法廷劇はあまたあれど、「軍法会議」を舞台とした作品は常にその正義を深く追求するものと言えるでしょう。舞台はアメリカの軍事進出を快く思わない中東のイエメン。 アメリカ大使館前に集結した現地のデモ隊から駐在大使夫妻の 救出を命じられた歴戦の勇士チルダ-ス大佐(S.L.ジャクソン)は暴徒と化した群集から部隊を守るために発砲を命令。83名もの現地人を殺害する。国際問題化することを恐れた国務省は大佐にその責任を取らせるべく軍法会議を召集する・・・。原作は湾岸戦争当時レーガン政権の下で海軍長官を勤めた元海兵隊員のジェームス・ウエッブ。そしてドキュメンタリー映画出身の巨匠、ウィリアム・フリ-ドキンが監督する緊迫の作品です。撮影にはアメリカ海軍/海兵隊とモロッコ空軍が全面協力、さらにスタッフには元海兵隊大尉のデイル・ダイ(第2海兵師団長としても出演)を迎え、軍事アクションとしても超一級の仕上がりを見せています。ベトナムでチルダースに命を救われたホッジス大佐(T.L.ジョーンズ)は弁護を引き受けるが、圧倒的に不利な状況に苦戦。遂に訪れた最終弁論で陪審員に訴える。「海兵隊員は決して仲間を裏切らない。陪審員諸官もそうであって欲しい」この作品の企画の最初の段階で原作者は「海兵隊員は仲間のためには自分の命も厭わない」ことを主題とすることを決めていたという。まさに元海兵隊作品だと言えるだろう。なお、原題名の「Rules of Engagement」は日本語では「交戦規則」の意味で、戦場における軍隊の行動を規定する法律に準ずる規則のことである。

★★★☆☆ 評価は分かれそう

戦争における大量殺戮の是非という非常に難しいテーマを扱っていることもあり、万人が納得する終わり方自体そもそも無いような気がする。そのため人によっては、後味の悪い作品となってしまうだろう。主人公が感情的になってしまうところなど人物のリアリティをうまく表現しているシーンもあり、あえて難解な主題に挑んだ点も含めて一定の評価を与えてもいいと思うがあまりにアメリカナイズされた映画であるため、どうしても釈然としない感情が残った。

★★☆☆☆ 邦題も内容も地味

サミュエル・L・ジャクソン、トミー・リー・ジョーンズという2枚看板にガイ・ピアースを加えた渋キャスティング、そして「エクソシスト」「フレンチ・コネクション」 のウィリアム・フリードキンが久々に監督、さらには「英雄の条件」なんていう激渋生真面目すぎる邦題ゆえに、恐らくほとんどスルーされてしまったんじゃないかと。内容もこれまた地味な戦争法廷もの。まず、これが戦争映画としても、法廷サスペンスとしても見応えがある作品ではないことを予め言っておく。『プライベート・ライアン』 の見事な撮影によって既視感バリバリの戦場、ツッコミ所満載でありながら役者の演技でごまかし切ってしまう矛盾まみれの法廷、どちらも中途半端で、ちゃんと見てると残念な出来です。だからなのか、「アメリカの自己肯定映画」「タカ派な展開が剥き出し」といった思想的批判による一刀両断が目立つ。これは2000年製作なので9・11以前の作品なのに、以後の顛末を踏まえ見ると、ついつい何でも結び付けてそこに行き着いてしまう。

作品の詳細

作品名:英雄の条件
原作名:Rules of Engagement
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:スティーヴン・ギャガン
公開:アメリカ 2000年3月31日、日本 2000年8月12日
上映時間:128分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:7100万ドル
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