『シックス・センス』のM.ナイト・シャマラン監督とブルース・ウィリスが再びコンビを組んだ話題作
ストーリー:フィラデルフィアで、131人もの乗員・乗客が死亡するという凄惨な列車事故が発生。だが、たった一人、奇跡の生存者がいた。その男デヴィッド(ブルース・ウィリス)は、マスコミや周囲の者たちの異様な視線に戸惑う。「なぜ、俺だけが?」誰よりも彼自身がその答えを求めていた。ある日、イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)と名乗る男が現れ、デヴィッドこそ不滅の肉体を持つ者≪アンブレイカブル≫であると告げる。その言葉をきっかけに、デヴィッドは自己の存在意義を問うようになる。そして、それは恐るべき真実への幕開けだった・・・。
出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ロビン・ライト、スペンサー・トリート・クラーク、シャーレイン・ウッダード、イーモン・ウォーカー、マイケル・ケリー
★★★★★ ヒーロー映画全盛の今こそ見直したい。
MCUの大ヒットで、日本でもアメコミについて理解が深まった今見直すと、またその良さがわかる作品だと思います。今年公開のミスター・ガラスにつながる本作。ヒーローのオリジンとしては地味な印象がありますが、シックス・センスにも通じる静かな映像は、不思議と牽引力を失いません。そして当時はシャマラン映画と言えば、のどんでん返しも、最後の最後でビターな形で見せてくれます。アメコミにおけるヒーローとは、ヴィランとは?見終わった後、色んな作品が思い浮かぶ、良作だと思います。
★★★★★ 決して万人受けはしない映画
M ナイト・シャマラン監督はいつもラストを意外な展開にさせる映画ばかり。序盤は登場人物の意味がよく分からなかったり、何を言っているのか意味不明だったり。それらの”謎”がラストで明かされ、点と点を線で結び付けたような感覚になる。それが「面白い」と、とらえるか「つまらない」ととらえるかの両極端だと思う。ラストの謎説きが「気に入らない」人の場合は単なるクソ映画にしか思えない。このアンブレイカブルは内容がとっても難しいと思う。ラストを見ても、「え?どういう意味なの?」と思う人が大半だと思う。この映画は、意味が”分かる人”とまったく”分からない人”に分かれる。万人受けはしないだろうし、それほどヒットした映画でもない。しかし、この映画の意味が本当に分かった人だけはもの凄く楽しめると思う。映画の内容に少し触れておくと、この世には少なからずこのような人間が存在するんじゃないかと思わせる演出が凄い。サミュエル・L・ジャクソンのキャラはとても謎めいていて不思議。それを演じられたのは彼だけだと思う。主人公はブルース・ウィルスじゃなくてもいいと思うが・・・。この映画を見て、単純につまらないと思うかはたまた面白いと思うかはあなた運次第です。
★★★★☆ 伝説のはじまり
2000年公開のご存知 M・ナイト・シャマラン作品。1999年公開の『シックス・センス』から人間の能力と異能を持つ人間の孤独、苦しみにもう一歩踏み込んだ内容。よくあるヒーロー映画とは全く異なり、今作品はその内面をじっくりと描いている。公開当時は素直に受け止め切れなかったものの、2017年の『スプリット』そして2019年公開となった『ミスターガラス』によってついにその全貌が明らかになった。伝説のはじまり、この作品を観ずにしてミスターガラスワールドは語れない。スプリットと共に必見の1本です。
★★★☆☆ 割と地味だけどミスターガラスのための予習として
スーパーパワーを持った人間がいるという設定はよかったけど、若干地味かな。それぞれの俳優の演技はすばらしかった。最後の展開からの終わり方があまりに急なのでもう少し話を練ってほしかったな。ミスターガラスに続くってわかってればあの終わり方でもよかったけど、18年も間が空くとリアルタイムで見てた人はもう内容おぼえてなさそう。
作品の詳細
作品名:アンブレイカブル |
原作名:Unbreakable |
監督:M・ナイト・シャマラン |
脚本:M・ナイト・シャマラン |
公開:アメリカ 2000年11月22日、日本 2001年2月10日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7500万ドル |
興行収入:2億4800万ドル |
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