トム・クルーズ×スティーブン・スピルバーグ ハリウッド最強コンビが夢のコラボレーション!
ストーリー:西暦2054年、ワシントンDC。政府は膨大な凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。それは、予知能力者を利用して凶悪犯罪が起こる前に犯人を逮捕してしまうというシステムであった。このシステムのお陰でワシントンDCの犯罪件数は激減、将来的にはアメリカ全土で採用されるべく準備が整えられていた。そんなある日、このシステムを管理する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)が“36時間後に見ず知らずの他人を殺害する”と予知され、告発されてしまう。追う立場が一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが、彼は既に大きな陰謀に巻き込まれていたのだった・・・。
出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー、ロイス・スミス、ピーター・ストーメア、ティム・ブレイク・ネルソン、スティーヴ・ハリス、キャスリン・モリス、ニール・マクドノー、フランク・グリロ
★★★★★ よく出来たスリル・あ〜んどサスペンス映画
トム・クルーズは沢山の作品に出ているが,これは間違いなく面白い。星五つ。話の展開がいい。ドンドン話に引き込まれていく。最後の大どんでん返しもいい。サスペンス的要素も十分だ。見応え十分。おすすめです。
★★★★★ 素直な気持ちで観ましょう
この作品、賛否両論あったようですが、素直に観れば面白いですよ!まるで今時の新鋭若手監督が撮ったかのような躍動感ありテンポありの、切れ味ある作品です。だけどやはりスピルバーグ、細かなところで「うまいなぁ!」と思わせてくれます。通常のハリウッド映画のレベルでいえば、恐らく物凄く高いランクに入る作品だと思います。ただ、スピルバーグ+クルーズって事で期待もバカデカイので、否定論者はそこが素直に観れなかったのかな?。ヴィジュアル見ているだけでも飽きない程の完成度です。是非観て下さい。
★★★★★ 違法性の所在
殺人が犯罪、殺人未遂も犯罪、では殺意を抱いたときは犯罪か?という、刑罰の対象の線引きを遡行し拡大した未来社会の是非を問い、ついでに逆説的に現行の法の正当性もテーマとできる作品。9.11同時多発テロを受け強化された場合の管理社会の恐怖やその危険性に警鐘を鳴らすものでもある。ヒトの意識の連続体の中に懲罰の立脚点を探るという、法刑罰上の違法性についての議論にSF視点からスポットライトを当て、意識と時間と罪と罰との関係を抉り出してみようとする思考実験とも受け取れる。原作はその点を、時間の流れに触れられる預言者の数を複数人に設定することで、その段階を描き、ラストは感嘆させられた。複数人の預言者という設定は、多数決で多数派の意見のみを採用するという危険性、民主主義で切り捨てられるマイノリティへの目配せとも受け取れ、映画版では原作とは違うアイデアを用いる事によって、冤罪の危険性をより強調するものになっている。何重にもアイデアを重ね縒り合わせた原作に、SFガジェットや映像やオリジナルな展開を投入しかき混ぜ、余計なテーマなど一切無視しても楽しめる映画。
★★★★☆ トム・クルーズファンなら観て損の無い作品。
ディックの原作とはほど遠い人物設定と、網膜パターンでの識別などのシーンが入ったことにより、間延びした映画になってしまった印象を受けるが、映像自体はとても良く撮れている。マイノリティ・リポートを説明する映像や事件部分が多すぎて、少しくどい気もするけれど、原作を知らずに観る人には、ストレートな設定でわかりやすくて良いと思う。細かいことを気にせずに観れば、かなり楽しめる映画だと思うので、トム・クルーズファンには特におすすめ。
★★★☆☆ スピルバーグじゃなければ・・・
正直まあ、おもしろいし、よくできている。が、しかし原作が非常におもしろいだけに想像以上の演出を期待してしまうのは酷なんでしょうか?あまりにも王道なスピルバーグの演出にすごく違和感を覚えたんですけどね。なんてゆうか、もっと癖みたいなもの、強烈な個性を演出に盛り込んで欲しかった。違うディレクターがやったらどうなってたかなって思ってしまうあたり、物足りない証拠だとおもいます。
★☆☆☆☆ E級ですね。
「え?これスピルバーグなの?」と驚かずにはいられない映画。安っぽい設定。ダラダラSFやってもーたー的なストーリー。物語のテンポが悪く、非常に長く感じます。倫理的問題に中盤あたりまで取り組んではいたものの、終盤には「え?それでいいの?」的な扱いで終わります。
作品の詳細
作品名:マイノリティ・リポート |
原作名:Minority Report |
監督:スティーヴン・スピルバーグ |
脚本:ジョン・コーエン、スコット・フランク |
原作:フィリップ・K・ディック『マイノリティ・リポート』 |
公開:アメリカ 2002年6月17日、日本 2002年12月7日 |
上映時間:145分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億200万ドル |
興行収入:3億5800万ドル |
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