スリラー

コンスタンティン

天国と地獄のエージェント、あなたはその戦いを、知らない方がいい 

ストーリー:ジョン・コンスタンティンには、普通の人間には見えないものが見える。末期の肺ガンに冒されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである彼は、厭世的ですさんだ生活を続けていた。生まれたときから備わった「特殊な能力」で、超常現象を専門に扱う変り種の探偵を生業としている。普段は誰も気づかない、この世のわずかな空気の乱れを敏感に察知するコンスタンティン。異変はすでに起こりつつあった。友人の神父から依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。これまでとは何かが違う・・・。長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるようにコンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、アンジェラ・ドッドソン刑事が、自殺した姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る・・・。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか?越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ・・・。

出演:キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シャイア・ラブーフ、ジャイモン・ハンスゥ、プルイット・テイラー・ヴィンス、ギャヴィン・ロスデイル、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 忘れたころにまた見返す

この映画はキャラクターが非常にかっこいいです。自分はガブリエルのキャラ性が非常に好きで、とても惹かれました。賢いイカれた神信者です。ざっくり言うと厨2心をくすぐられるいい作品となっています。ルシファーのデザインも斬新で好きです。白いスーツと素足でガラスだらけの床をペタペタ歩くシーンはセンスがあります。

★★★★★ 見ていて何となく気持ちいい

うまく表現できないけど、何だか気持ちいい映画。決してホラーではなく悪魔祓い一辺倒でもなく、ヒーロー?でもない。みんないいキャラしてるし話はザクザク進むから飽きないし、なるほど、現代的表現ってこうなるんだ!って思わせてくれる。堅苦しさを感じないで聖書の一部を読むような気持になる。ついつい何度も見てしまう映画。

★★★★☆ キアヌ・リーヴスの魅力がたくさん詰まっている

この映画の最大の魅力はキャスティングにある。主演のキアヌ・リーヴスはもちろんとして、脇を固める助演陣の手堅い演技がしっかりと地に足を付けた映画として最後まで目が離せない。特にガブリエルとルシファーはそれぞれキレまくった演技が秀逸、キアヌと互角に組み合う内容が素晴らしい。脚本も無理がなくラストまで一気に突き進め、内容の破綻もなくよく出来た内容だ。また、煙草の害を娯楽映画で赤裸々に描いているのは異色で、この映画により禁煙者が増える影響があるならば素晴らしいことだと思う。もし映画のストーリーが馴染みがないことで未見の方がいるのなら、内容に引き込まれること間違いなしなので是非観て楽しんで欲しい。エンドロールが終わった後のシーンも見逃しなく・・・。

★★★☆☆ まあまあ面白いです

堕天使の方が天使より親しみが有るというより人間と堕天使は同じ言葉で話し合えるが・・・という流行はいつかまたひっくり返る日が来るんでしょうか?堕天使の方が欠点を持たせられて実在の人間にあてこする様なキャラ付けが出来るからでしょうか?そう思えばそんなのカソリックの黎明期から有ったって事で 近世の流行じゃないですね。死すべき人が死すべき時に死んでるのがとてもやり切れない後味で残ります。預言や地獄堕ちや寿命はひっくり返したのにね。

作品の詳細

作品名:コンスタンティン
原作名:Constantine
監督:フランシス・ローレンス
脚本:ケヴィン・ブロドビン、フランク・A・カペロ
原作:ジェイミー・デラノ、ガース・エニス
公開:アメリカ:2005年2月16日、日本:2005年4月16日
上映時間:121分
制作国:アメリカ、ドイツ
制作費:1億ドル
興行収入:2億3000万ドル
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