この娘、どこかが変だ。
謎、疑惑、そして恐怖が、万力のように観る者の心を締め上げる。可愛くて、賢くて、独創的で、とっても情緒不安定な女の子エスター。出会ったら、二度と忘れられない。
ストーリー:9歳の少女エスター(イザベル・ファーマン)には、悪いことばかりが付きまとう。生まれ故郷のロシアでは孤児となり、以前の育て親は火事で亡くなり、エスターだけが助かった。でもコールマン一家に養子として引き取られ、ようやく彼女に平穏が訪れた。そう、クラスメートが高い滑り台の上から転落するまでは。孤児院のシスターが誰かに殴り殺されるまでは。そしてエスターの新しい母親が、あの悲惨な火事は本当に偶然だったのかしらと疑惑を抱くまでは・・・。
出演:ヴェラ・ファーミガ、イザベル・ファーマン、ピーター・サースガード、ジミー・ベネット、 アリアーナ・エンジニア、CCH・パウンダー、ローズマリー・ダンズモア、マーゴ・マーティンデイル
★★★★★ 『ミザリー』的な面白さ
ホラーと一口に言っても色んなジャンルがあると思うんですが、これはある特殊な感覚の持ち主に携わってしまった人達のパニックムービーです。特殊な感覚の持ち主とは、シリアルキラーと呼ばれるパターンが多いと思いますが、この場合、殺人を楽しむ人というよりは、自分の身を保護するためなら何でもやるタイプのシリアルキラーです。何度もツタヤでも見かけてましたが、借りようとは思ったことはなかったけど、暇つぶし的に見たらめっちゃ面白かった!!また『ミザリー』見たくなった。ネタバレしてからの前と後で、子役の女優の顔が全然違ってて、それにも見を見張りました。とにかく面白かった!!
★★★★★ 子役の演技力が凄まじい
子供がこんなにも緊迫した演技が出来るなんて、大人顔負けの演技力に衝撃を受けた。子供なのにものすごい恐怖感を与えてくる演技はただただ驚きを隠せません。エスター役の子、大人になったらどんな女優になるんだろう。普通のホラーよりもずっとこっちの方が怖い(笑)エスター役の子供が迫真の演技で度肝を抜かれる。脚本も素晴らしいけど、子役の演技力に驚かされる映画でした。
★★★★☆ 人物を見るかストーリーの出来を見るかで評価が割れる
理想の家族像が一人の養子によって物理的に破壊されるというサイコスリラー作品ですが、一言では語れない部分も。家族ならではの信頼関係を重視するあまりに亀裂の入る家族関係、布石のように蒸し返される過去のしがらみ、第三者の介入により行き場を失う母親と家族が内部からジワジワ崩壊していく様は妙にリアルでヒューマンドラマの側面すら持ち合わせていますでそれらのジャンルが好みの方にもおすすめできます。
作品の詳細
作品名:エスター |
原作名:Orphan |
監督:ジャウム・コレット=セラ |
脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン |
公開:アメリカ:2009年7月24日、日本:2009年10月10日 |
上映時間:123分 |
制作国:アメリカ |
制作費:2000万ドル |
興行収入:7600万ドル |
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