ドラマ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

実在の天才少年詐欺師を描いた超一級エンターテイメント

ストーリー:1960年代のアメリカ。両親の離婚にショックを受けた16歳のフランク・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)は、単身ニューヨークへ。やがて、お金に困って“小切手詐欺”を思い付く。その天才的な頭脳とチャーミングな魅力で、巧みにパイロットになりすました彼は、偽造小切手を切っては全米各地を豪遊。ところが、FBIの敏腕捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)が犯人逮捕に乗り出し、世界を股にかけた二人の長い“追いかけっこ”が始まった!

出演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン、ナタリー・バイ、エイミー・アダムス、 ジェニファー・ガーナー、ジェームズ・ブローリン、エレン・ポンピオ、キャンディス・アザーラ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ コメディではないかな

実話を元にした、ある天才詐欺師の活動の数年間を描いた作品です。公開当時はコメディ作品のような宣伝がされて、ここアマゾンビデオにおいてもコメディに分類されていますが、実際にはひとりの少年の、嘘にまみれた悲しい生活を描いたドラマ作品です。その嘘の大胆さ鮮やかさで、まるでコメディのように見えると言えるっちゃ言えますが、笑いが主題ではないと思いました。私は主人公が不憫でなりませんでした。嘘がうまくても本当に欲しいものは手に入らず、その悲しみ苦しみだけは欺くことが出来ないんですから。少し長いですが、面白い作品です。

★★★★★ 風変りな父親と息子の物語

1960年代のソール・バスの映画のタイトルバックを思い起こさせる、洒落たデザインのタイトルバックで始まります。他にも挿入される音楽やファッションなど、随所に60年代のアメリカン・ポップカルチャーの雰囲気を採り入れることで、いい意味での「軽さ」とコミカルさを演出しています。ディカプリオはやっぱり演技がすごく上手い。実年齢より10歳ぐらい若い高校生の役ですが、違和感ありません。ディカプリオが演じるフランクJrと、クリストファー・ウォーケンが演じる父親・フランクの共演場面は劇中何度もありますが、二人のやりとりや視線の見合わせ方、二人の間に醸し出される空気が素晴らしく、まさに本当に父子であるかのように息が合っています。それもかなり仲のいい父子、というより一種の共犯関係です。印象深く魅力的なシーンがいくつもあります。例えば、高校の代理教師のフリがバレて校長室の外で待つディカプリオと、校長室から出てきたウォーケンが無言で見つめ合ったあと、歩き出し、また顔を見合わせてどちらからともなく笑顔になる一連の場面。この父子の間にある理解と愛情の深さが感じられます。そして息子の詐欺師的性格が、まさしく父親譲りであることを端的に表しています。逃げるディカプリオとそれを追う捜査官役のトム・ハンクスの関係が映画の主軸ですが、父と息子の関係性を描いたサイドストーリーの部分が印象に残ります。

★★★★☆ まるで現実に存在する漫画の主人公のようだ

あるいは雰囲気の違うルパン三世と銭形警部のような、憎み切れない爽やかさを兼ね備えた主人公とライバルのお話。創作ならわかると言いたいが、これが実話だなんて信じられない! そう思えるほど大胆な天才の主人公と、そんな彼を徹底的に追いつめつつも不思議な友情を感じさせるFBI捜査官。当然実話なので結果はわかっていたのですが、なんというか、エンディングを迎えても映画がいつまでも続いていくような気持ちにさせられてしまい、スタッフロール中もワクワク感に包まれていました。視聴して本当に良かったです。また、個人的に彼らが初めて出会うシーンが大好きなので、これから視聴する方にも是非その場面を楽しんでほしいですね。きっとニヤニヤしてしまうと思いますよ!

★★★★☆ ホッとするラストに脱帽

この映画の素晴らしさは、もちろん主演のレオナルド・ディカプリオの童心を残した演技力や、トム・ハンクスの誠実なキャラクター・脇を固めるクリストファー・ウォーケン・マーチン・シーンなどの重厚な演技にあるのだが、監督のスティーブン・スピルバーグが描きたい『ヒューマニズム』にあるのだろう。あえてどこか緩い演出ながら、この映画を観た人に信じる心を与えたいと願っているのではないか?そんな印象をうけた。なかなか観る人を啓蒙する内容など、エンターテイメントの世界では難しいと思うが軽妙な演出とともにそれを行えるスピルバーグ監督には脱帽する。シリアスではないおとぎ話の世界、リアリティが乏しいと言われればその通りだが、監督の意図するベクトルも映画の世界には必要なのだろう。

作品の詳細

作品名:キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
原作名:Catch Me If You Can
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ジェフ・ナサンソン
原作:フランク・W・アバグネイル、スタン・レディング
公開:アメリカ:2002年12月25日、日本:2003年3月21日
上映時間:141分
製作国:アメリカ
製作費:5200万ドル
興行収入:3億5200万ドル
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