スリラー

ハプニング

“恐怖”と”謎”の天才Mナイト・シャラマンがが放つ壮大なるディザスター・サスペンス

『シックス・センス』で恐怖を感動の域に昇華させ、驚愕のどんでん返しでその名を世界に知らしめたM・ナイト・シャラマン監督。その後、『サイン』、『ヴィレッジ』といった超自然的なスリラー&ミステリーで、先読みを許さない天才ストーリー・テラーの地位を確立した若き天才が、この夏に一大センセーションを巻き起こす衝撃作を放つ。

その最新作『ハプニング』は”突発的な出来事”を意味する題名の通り、ある日突然、アメリカ全域を襲う異常現象を描き出す。本作でシャラマンが突きつけるのは絶対に逃れることのできない”見えない脅威”だ。”世界の終わり”という新しいアイデアを思いつき、ただならぬ胸騒ぎを覚えたシャラマンは「恐怖の理由がわからないためいっそう怖さが増す」という考えのもと、究極の悪夢を創造。さまざまな不安が渦巻く21世紀の地球に警鐘を鳴らすかのように壮大なスケールのディザスター・サスペンスを完成させた。

ストーリー:いつもと同じおだやかな朝を迎えたセントラルパークに突然何者かの叫び声が響き、来園者は時が止まったかのように道に立ちつくす。やがて後ろ向きに歩きだし、バタバタと倒れ出す人々。別の場所のある工事現場では作業員たちがまるで糸の切れた操り人形のように自らビルの屋上から転落していく。それは前代未聞の大惨事の始まりだった。ニューヨークの原因不明の異変は、エリオットが勤める学校にも伝わってきた。すでに謎の死を遂げた人々には段階的な兆候が見られたという。エリオットの同僚ジュリアンはフィラデルフィアの母親の家に一緒に避難しようと彼を誘う。謎の”見えない脅威”は急速にアメリカの全域に広まり各地で大パニックが発生。エリオットと妻アルマ、ジュリアンが乗り込んだ列車も線路で立ち往生し、車掌は「誰とも連絡がつかなくなった」と力なく告げる。どこに逃げればいいのか。一体何が起こっているのか?理由も原因もわからないまま、エリオットはアルマとともに絶望的なサバイバルを繰り広げていくのだった・・・。

出演:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグイザモ、スペンサー・ブレスリン、フランク・コリソン、アラン・ラック、ジェレミー・ストロング、ビクトリア・クラーク、ベティ・バックリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 色々と考えさせられる内容でした。

これは地球が人間に対して発した警告です。人口が爆発的に増え、それに伴って自然破壊も人類によって進んでいく。なので地球の防衛反応で植物が人間にだけ有効な神経毒を植物を通じて発したんです。そして徐々に人口削減しながらバランスを調整していく・・・と、これが私が思った勝手な考察です。あとこの神経毒は人間の怒りにも強く反応するのかなとも思いました。パンデミックが起こったスポットでは神経毒が強いので無差別に人間に作用しますが、劇中の後半は神経毒のピークも過ぎていき、人間の怒りにだけ植物が強く反応し、神経毒を出す・・・色々考察はあると思いますが、これが一番自分なりにしっくりきた考えです。地球と自然を大事にしろ!!っていうことですね。

★★★★☆ 死が突然やってくるのはホラー映画も現実も一緒

この監督の作品は、どの作品も現実にありえそうなホラーだから好き。架空のゾンビでもなく、気持ちの悪い殺人鬼でもなく、日常生活に潜んでいそうな怖さがいい。この映画は霊などは出てこない。見えない何かが敵である。ある時突然始まった不可解な現象は、予期せぬ自然災害であったり、花粉症のようなアレルギーであったり、自分の免疫を攻撃してしまう病気とも似ている。人間が地球を汚してしまった、それに対しての代償を受けているのか?それとも人間の精神状態の問題なのか?すごく奥深い作品だと思う。

作品の詳細

作品名:ハプニング
原作名:The Happening
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
公開:アメリカ:2008年6月13日、日本:2008年7月26日
製作費:4800万ドル
興行収入:1億6300万ドル
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