ひとりの将校が華やかな政界の裏で渦巻く国家的陰謀に立ち向かう社会派サスペンス
ストーリー:湾岸戦争の英雄ショー(リーヴ・シュレイヴァー)の部隊の隊長だったマルコ(デンゼル・ワシントン)は元部下の告発を機に、自分たちの戦争の記憶が何者かに植え付けられたものではないかと疑うようになる。時あたかも、ショーは副大統領選に挑む最中であり、マルコはショーとの接触を図るが・・・。
出演:デンゼル・ワシントン、 メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー、ジェフリー・ライト、キンバリー・エリス、 ジョン・ヴォイト、ブルーノ・ガンツ、テッド・レヴィン、ミゲル・フェラー、サイモン・マクバーニー、ヴェラ・ファーミガ、パブロ・シュレイバー、テディ・ダン
★★★★☆ 本当に悪いのは…?
湾岸戦争から生還した少佐マルコ・ベネットは、同じ悪夢にさいなまれ、眠れる夜を過ごし、昼間は、学校などで、戦友である軍曹レイモンド・ショーの勇士をたたえるスピーチをする日々を過ごす。しかし、そこへ、かつての戦友が「クウェートの夢を見るか?」と迫ったことから、マルコは、自分の夢がただの悪夢ではないことに気がついていくのだ。真実を求め、ひとり戦う男を描いた社会派サスペンス。リメイク版であるこの作品も、前作と同様に、「巨大コーポレーションの利益欲が持つ国家への影響力」という現代アメリカ政治の持つ問題を根底に話が展開していきます。デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープの演技力も、申し分ありません。悪は誰なのか?敵は誰なのか??最後の最後まで目が離せないサスペンス好きにはたまらないつくりになっていると思います。
★★★☆☆ 本当にありそうな話
政治と戦争と洗脳を組み合わせた作品。クローン人間を作る事が可能だといわれる現代から考えれば、原理的にはこういった洗脳も可能なのかもしれない。考えれば考えるほど怖くなる。ストーリー的に2時間で収める為に強引に進行する部分は違和感があったが、本当にありそうな話でもあり、リアリティを感じてしまった・・・。演技面では『クレイマー・クレイマー』等で知られるメリル・ストリープが、息子を副大統領候補に推薦させようとした時の演説は圧巻の迫力だった。
作品の詳細
作品名:The Manchurian Candidate |
監督:ジョナサン・デミ |
脚本:ダニエル・パイン、ディーン・ジョーガリス |
原作:アメリカ:2004年7月30日、日本:2005年3月26日 |
上映時間:130分 |
製作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:9600万ドル |
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