格闘同好会を結成した男が、暴力の世界にのめり込んでいく様を描くサスペンス・ドラマ
ストーリー:エリート企業戦士ジャックは、ある日、出張先に向かう飛行機内で、石鹸のセールスマンと称するタイラーという男と知り合う。後日、自宅が突然の火事に見舞われ、タイラーの家にころがりこむことになったジャックは、タイラーの力強いカリスマ性に次第に惹かれていく。そして意気投合したふたりは、加入者同士が素手で殴り合う秘密組織“ファイト・クラブ”を設立する。彼らは暴力的な行為の中で、次第に自己を解放していくが・・・。
出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ、ジャレッド・レト、ホルト・マッカラニー、ザック・グルニエ、アイオン・ベイリー
★★★★★ 何度見てもよい傑作
もう10回以上はファイトクラブを見ているはずだが、最初のタイラーと出会うシーンだけ見ようかな?と見始めるとついつい最後まで見てしまう。すべてのシーンに意味があり、生きるパワーに満ちており 次から次へとパンチをかまされるように脳髄にガツンとくるシーンを叩きつけられ、中断できず見入ってしまう。タイラーのその思想、行動力 人間としての魅力。合間に挟まれるシュールで皮肉じみたユーモアも毎回唸らされる。本当にこの映画が好きだという人と、嫌いな人が真っ二つに分かれる映画であろうこの作品を心から面白いと思えて本当にラッキーだった。
★★★★★ フィンチャー映画の最高峰。見事にしてやられた
巧妙に張り巡らされた伏線に騙された爽快感も相当だが、この映画はそれで終わらない。どんでん返しを突きつけてからなお壮絶なオチで観客をガツンと殴ってくるのがフィンチャー映画の見所だと思っていますが、今回もご多分にもれず見事なオチを見せつけてくれました。正直、最初の1回目の中盤までは「掴みどころがない話と、共感できないキャラクターにうんざりする展開」です。最初にそれは伝えておきます。ミニマリストの過剰な正当化、といったところ。しかし、物語のからくりが明かされてからそれは一変し、ラストへ向けてすごい勢いで転がっていきます。そして、見終えた後に「すごいものを見てしまった」と呆然とし、しばらく頭の中で離れなくなり、伏線を回収しようと2回目を見てしまいます。その後、良さを噛みしめ3回、4回目と何度も見てしまう、中毒性の高い映画です。一生モノの映画に出会いたい方にどうぞ。どうだ、人生変わっただろ?
作品の詳細
作品名:ファイトクラブ |
原作名:Fight Club |
監督:デヴィッド・フィンチャー |
脚本:ジム・ウールス |
原作:チャック・パラニューク |
公開:アメリカ:1999年10月6日、日本:1999年12月11日 |
上映時間:139分 |
製作国:アメリカ |
制作費:6300万ドル |
興行収入:100億ドル |
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