ミュージカル

コンチネンタル

コール・ポーターの名曲「夜も昼も」をはじめ数々の楽曲が彩る歌と踊りの饗宴

ストーリー:アメリカ人ダンサーのガイ(フレッド・アステア)は親友で弁護士のエグバート(エドワード・エヴェレット・ホートン)とパリからロンドンへ帰る途中、税関である美しい女と会い一目惚れをする。ところが彼女は名前も告げず立ち去り、ガイの捜索が始まる。一方、エグバートはホーテンス(アリス・ブラディ)という老婦人から、夫に虐待されている可愛そうな姪を救ってくれと依頼を受ける。そのホーテンスこそ、ガイの求める女性ミミ(ジンジャー・ロジャース)の伯母であった・・・。

出演:フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、アリス・ブラディ、ベティ・グレイブル、エドワード・エヴェレット・ホートン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 二人のかわいい恋愛模様

アステア=ロジャースというと『トップハット』が有名ですが、こちらもとても楽しいです!ダンスシーンが素晴らしいのはいつもの事なので、言うまでもないのですが、二人の恋の駆け引きがなんともかわいらしいです。本作でも「つんとしたジンジャーを、フレッドがあの手この手で振り向かせようと頑張る」という定番のストーリーが繰り広げられています。展開はいつもどおりなのですが、今回はいつにもましてフレッドがジンジャーにぞっこんで、ほほえましいです。ホントにしつこくつきまとってます(笑)。そこに『トップハット』にも登場した、ヘンテコ自分大好きイタリア人や、何をやってもうまくいかない友人などが加わって、思わずプッとふきだしてしまうような、おおらかで明るい雰囲気の映画になっています。映画って素敵だなぁ、と思えるような、安心してハッピーエンドを受け入れられる作品です。

★★★★☆ THE KING AND QUEEN OF “CARIOCA”

前年のフレッド、ジンジャー共演『空中レヴュー時代』の反響が良く、2人の初主演として製作された話題作。その後のスクリューボール・ミュージカル・ラブコメシリーズの第1作として、アカデミー作品賞にノミネートもされている。2人のファンであれば是非鑑賞してほしい。邦題にもなっている『コンチネンタル』の曲に合わせて、ラストを飾るに相応しい豪華なセットの中、多くのエキストラダンサーと一緒に踊るシーンは優雅でよかった。やはり、アカデミー音楽賞を受賞するだけのことはある。それと、ペアダンスでは、スタンダードとして多くの名歌手に歌い継がれている『ナイトアンドディー』は、コール・ポーターの代表作のひとつです。ジンジャーが「ポーター!」と何度も呼んでいるシーンがあるが、おそらくリンクを狙ってのことでしょう。アリス・ブラディー他、助演陣がすばらしい。2人を盛り上げるには十分すぎるぐらいでした。

作品の詳細

作品名:コンチネンタル
原作名:The Gay Divorcee
監督:マーク・サンドリッチ
脚本:マックス・スタイナー
公開:1934年10月19日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
製作費:52万ドル
興行収入:180万ドル
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