人類は金星への有人着陸に挑むが、そこには思いがけない冒険が待っていた!
ストーリー:3機の宇宙船が金星に向かうが、1機は隕石の衝突により爆破。残った2機の宇宙船ベガとシリウスは惑星の別々の地点に着陸するが、それぞれに危険な原始生物が襲いかかる。それぞれの宇宙飛行士たちは果たして合流できるのか? そしてまた、金星に知的生物は存在するのだろうか・・・。
出演:ベイジル・ラスボーン、フェイス・ドマーグ、マーク・シャノン、クリストファー・ブランド、ジョン・ビックス
★★★★☆ 佳作。
元々はソ連の映画だったのが、B級映画の帝王ロジャー・コーマンが買い付け、別々な二本の作品に分けて(!)上映したものらしいです。原題は「火を噴く惑星」といい、もう一本の映画のタイトルが「金星怪獣の襲撃」です。使用されたのは特撮シーンのみで、ドラマ部分は全てアメリカで撮り足したもののようです。アメリカ映画にはない独特なセンスが画面に横溢していて結構楽しめます。出演者のトップに名前が挙げられているベイジル・ラズボーンは、「フランケンシュタイン復活」などで怪奇SFマニアにもお馴染みの俳優です。60年代の作品だそうですが、米ソは冷戦まっ盛りの頃です。それがこんな形で文化交流がなされていたと思うと、実に面白いですね。
作品の詳細
作品名:原始惑星への旅 |
原作名:Voyage to the Prehistoric Planet |
監督:カーティス・ハリントン |
脚本:カーティス・ハリントン |
公開:1965年8月1日 |
上映時間:78分 |
制作国:ソビエト連邦、アメリカ |
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