西部劇映画

荒馬と女

最後のマリリンの輝きがここにある

ストーリー:ネバダ州リノは多くのカップルが離婚するといわれる町。そこで、夫と別れたばかりである女性ロズリン(マリリン・モンロー)は、カウボーイのゲイ(クラーク・ゲーブル)や自動車修理工のギド(イーライ・ウォラック)と出会い、彼らと共に郊外へピクニックに行く。やがて野生の馬の群れを見つけたギドは、捕まえた野生馬の肉を缶詰工場に売ろうと考え、ゲイや新しい仲間パースと共に馬の捕獲へ出かけるが、ロズリンだけは馬たちに同情する。それでもゲイは野生馬の捕獲を続けようとするが・・・。

出演:クラーク・ゲーブル、マリリン・モンロー、モンゴメリー・クリフト、セルマ・リッター、イーライ・ウォラック、ジェームズ・バートン、ケヴィン・マッカーシー、エステル・ウィンウッド、デニス・ショー、マリエッタ・ツリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ ゲーブル、モンロー、クリフトの永遠の命となった!

西部の粗野な老カウボーイと心優しい若い女性の物語。クラーク・ゲーブルとマリリン・モンローの共演。初めて観るモンローのモノクロ映画。でも、モンローの髪がブロンドに、カラーに観えて仕方がない。モンローのイメージが強く焼き付いているからか?撮影中、モンローは、薬物過剰摂取、うつ病に悩まされ、監督や共演者とのトラブルが絶えなかったという。この年『ティファニーで朝食を』が公開されているが、主役の第一候補がモンローだったことも忘れてはいけない。全編を通してゲーブルの渋さや貫禄、モンローのコケティッシュな自然体が際立った作品と言える。最後に、モンローが「どこに行くの?」と問う。ゲーブルが「あの一番大きな星の下さ。星の下には必ず道がある」と答える。常に前向きでいてクールでカッコイイ。人生訓を示す大人の洒落た台詞だ。ゲーブルもモンローのテンネンぶりに毒されたのかな?ご承知のとおり、撮影後、モンゴメリー・クリフトを含め、3人が何の因果か相次いで亡くなっている。馬と言えば、昔は野生の馬がいたことに驚いた。競馬ファンの私としては、厩舎に繋がれている馬しか知らない。野生の馬の捕獲方法や人馬の一騎打ちが新鮮で迫力があり興味が深まった。まさに、タイトル通り「荒馬と女」にふさわしい追悼作に仕上がっている!

作品の詳細

作品名:荒馬と女
原作名:The Misfits
監督:ジョン・ヒューストン
脚本:アーサー・ミラー
公開:アメリカ 1961年2月1日、日本 1961年6月14日
上映時間:124分
制作国:アメリカ
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