小説「ロバータのガウン」を脚色したブロードウェイミュージカルを映画化
ストーリー:ジョン・ケント(ランドルフ・スコット)はフットボールの名選手であるが婚約者のソフィーに愛想を尽かされて、友達のハックがそのジャズ・バンドを率いてパリへ行くのに同行して来る。彼はパリ一流の夫人衣裳店ロバータの経営者の伯母ミニーの許に訪れる。ロバータの衣裳考案主任のステファニー(アイリーン・ダン)は亡命のロシアのプリンセスであるが、ジョンはそれとは知らず彼女の美貌と美名に心を引かれる。ハックはロバータで伯爵夫人シャーウェンカ(ジンジャー・ロジャース)という婦人に紹介されるが、それは誰あろう彼と同郷のリッチー・ガッツだった・・・。
出演:アイリーン・ダン、フレッド・アステア、フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ランドルフ・スコット、クレア・ドッド、ルシル・ボール
★★★★★ 生きがいい
ジンジャーとの初期作。ランドルフ・スコットとアイリーン・ダンとの恋模様が一応メインで、アステアとジンジャーはがんばれ応援隊。ジンジャーは本当の美人とは違うし、上品でもないんだが(けなしていません)、そのいいところが出ていてとてもかわいい。ヘアスタイルやドレスもいい。勝ち気ではねっかえりというのはおきまりのキャラクターなんだが、これ、合っているなあ。アイリーン・ダンの歌や衣装店のドレス、アステアの率いるバンドの演目も見もの、聞き物。そしてもちろんジンジャーとアステアが踊りまくってくれるのがお楽しみで、このアステアはかなり生きがいい。二人とも、ちょっと合わせてみるだけよ、あら、いけるじゃない、もうちょっとやってみる?みたいな雰囲気で踊ってみせるのが本当に上手い。そして思わず観客が拍手喝采したくなるように持っていくのがとても上手い。
作品の詳細
| 作品名:ロバータ | 
| 原作名:Roberta | 
| 監督:ウィリアム・A・サイター | 
| 脚本:ジェローム・カーン、オットー・A・ハーバック | 
| 公開:アメリカ 1935年3月8日 | 
| 上映時間:106分 | 
| 制作国:アメリカ | 
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