アクション

サハラ戦車隊

第2次世界大戦下のアメリカで製作された、ハンフリー・ボガート主演の戦争アクション

ストーリー:1942年の北アフリカ戦線。戦闘を生き残ったグン軍曹(ハンフリー・ボガート)ら3人のアメリカ兵は、1台の戦車で砂漠を南下し始め、途中でイギリス、フランス、スーダン、イタリア、ドイツの兵士と合流。十数名へと膨れ上がった一行は、水を求めてある集落にたどり着く。近くにいるドイツ軍も水源を探していることを知ったグンは、自分たちの手でドイツ軍を足止めすることを決意。捕虜にした2名の先遣隊をエサに、ドイツ軍をおびき寄せるのだが・・・。

出演:ハンフリー・ボガート、ダン・デュリエ、ブルース・ベネット、アントニオ・”トニー”・オデーロ、リチャード・ニュージェント、ロイド・ブリッジス、パトリック・オムーア、ガイ・キングスフォード、カール・ハーバード

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 戦車長役のボギーが渋い!

リメイク版の1995年制作の「デザート・ストーム」を観たのをきっかけに、元版「サハラ戦車隊」を久し振りに鑑賞しました。二つの映画の比較となれば、本作品が格段に素晴らしいものがあります。やはり主演のハンフリー・ボガードの演技が渋く、戦争映画と言えど魅了されるものがあります。モノクロ映画ですが、サハラ砂漠の砂塵や枯渇する水を求め、干上がっていく兵士の姿にはリアリティがあります。リアリティというと半主役のM3中戦車やキャタピラー付のハーフトラック、ジープ等、現在では決して揃えることの出来ない軍用車両も味を出しています。

★★★★☆ 意外と面白かった

正直なところ、あまり期待せずに観たが、意外と面白かった。最近ありがちなCGは、当然ながら一切なかったり、白黒画面で、フィルムの傷のようなノイズが映ったりする古い作品ながら、多様な登場人物がそれぞれ存在感があり、派手な演出もなく、武骨な太さを感じて心地よかった。アメリカ人の軍曹がスーパーマン的ではあるし、最後はちょっと笑える終わり方ではあるが、満足できた。戦車が砂漠で300kmも走れるとは知らなかった(笑)アニメやアイドルタレントや恋愛ドラマばかりに頼らず、骨太な作品を創れる日本映画を期待したい。

作品の詳細

作品名:サハラ戦車隊
原作名:Sahara
監督:ゾルタン・コルダ
脚本:フィリップ・マクドナルド、ジェームズ・オハンロン
公開:アメリカ 1943年11月11日、日本 1951年4月10日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
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