イギリスに古くから伝わるアーサー王の伝説を、リチャード・ソープ監督が映画化した歴史映画
ストーリー:群雄割拠していた6世紀のイギリス。覇王アーサー・ベンドラゴンの1子アーサーはイギリス全土の王たるべき人物だったが、ひそかに王位をねらう彼の異母妹モーガン・ル・フェイ(アン・クロフォード)とその夫モドレッド(スタンリー・ベイカー、)は、これに反対して、諸侯の円卓会議を開いて王位を決しようと提案した。レイクのランスロット(ロバート・テイラー)はその会合に赴く途中15歳の乙女イレイン(モーリン・スワンソン)に逢い、更にアーサーを待ち伏せるモドレッド一味に遭遇した。ランスロットが彼らと戦っているとき、1人の騎士が現れて加勢に立ち、敵を追払った。この騎士こそアーサーであった。ランスロットは彼に忠誠を誓った。モドレッドは諸侯を示嗾して反乱の軍をあげたが、アーサーはランスロットとこれを打ち破った。しかしアーサーがモドレッドを許したため、ランスロットは彼のもとを去った。ある日、ランスロットは緑の騎士に捕われていた美女を救い、彼女に強くひかれた。彼は彼女がアーサーの王妃となるべきギネヴァ姫(エヴァ・ガードナー)であることを知らなかったのだ・・・。
出演:ロバート・テイラー、エヴァ・ガードナー、メル・ファーラー、アン・クロフォード、スタンリー・ベイカー、モーリン・スワンソン、ダナ・ウィンター
★★★★★ 観て良かった
中世の王に纏わる恋、友情、陰謀等が渦巻く中、ロバート・テイラーの悲哀と苦悩が伝わって来る。騎士達の勇姿もふんだんに盛り込まれており、飽きさせない映画に仕上がっていた。
作品の詳細
作品名:円卓の騎士 |
原作名:Knights of the Round Table |
監督:リチャード・ソープ |
脚本:タルボット・ジェニングス、ジャン・ラスティグ、ノエル・ラングレー |
公開:1954年1月15日 |
上映時間:115分 |
制作国:イギリス |
製作費:260万ドル |
興行収入:810万ドル |
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